内容説明
何たることだ。タイムスリップに異次元空間スリップまでプラスされてしまった。野々村武志が全力疾走してようやく間に合ったバス。ところが、どこかおかしい。車窓も見慣れた自分の街ではない。いきなり無重力感が襲ったと思ったら、周辺はまっ黄色な灼熱の砂漠だった。乗客同士お互い言葉をかわすうち、武志は女学生相田照美が自分の母親と知る。これってマジか?空前絶後の大サヴァイヴァル。
著者等紹介
平井和正[ヒライカズマサ]
1938年、神奈川県横須賀市生。63年、「8マン」の原作を担当し、小説では69年から刊行した「ウルフガイシリーズ」が大ヒットする。代表作は「幻魔大戦」のほか、「地球樹の女神」「月光魔術団」など多数
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
6
既読済みです。2019/06/12
へいぞう
2
📕📕📗2023/05/23
作楽
1
友人から借本。面白くないな。結局なんだったのか分からないし、いらないシーンが多いし。よ、読まなきゃよかった。2012/08/28
卍ザワ
0
昭和チックなラブコメディ。アクセントとして平井らしい、人間の奥底に潜む醜悪さが滲み出てくる。それをも包み込む、得たいの知れない諸条件に左右されない、母性愛という機能を発現させる女子高生のとらえ方が、ロリコンだしマザコンだし、救いようがないくらい気持ち悪い。よくこんな、援助交際親父の、気色悪い中二病的妄想をさらけだせるな。洞窟からヤクザの視点になったり、そこから意味がよくわからなくなり、この意味不明感は、なんだこれなラストまで続いた。これで終わるのか、はたまた続くのか。2013/08/20
ma-no
0
内容的には「上巻」だと思う。2001/02/05