集英社文庫<br> 沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史〈下〉

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集英社文庫
沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史〈下〉

  • 佐野 眞一【著】
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  • 集英社(2011/07発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087467260
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

青い空と海の下に隠された<真実>。
戦時中に唯一戦場となり、米国から返還後も米軍施設の75%が集中する沖縄。天皇・米軍・県警からパワーエリート・アンダーグラウンドまで、切れば血が出る本当の沖縄の戦後史を掘り起こす労作!

内容説明

沖縄の戦後65年余を知らずに現代日本は語れない。歴史的な政権交代と鳩山民主党による普天間飛行場移設問題の裏切り、「琉球処分」後に王朝尚家を見舞った数奇な運命、尖閣諸島の秘められた歴史、沖縄の戦後そのものの人生を生きたヒットマンの悲しい最期など…東日本大震災後の沖縄の今日を視座に入れながら、大幅加筆200枚。沖縄戦後史を抉る渾身のルポルタージュ、待望の文庫化。

目次

4 沖縄の怪人・猛女・パワーエリート(その2)(スーパースター・瀬長亀次郎;ウチナー金融表裏事情;「沖縄の帝王」軍用地主 ほか)
5 踊る琉球、歌う沖縄(島唄復活と大阪ウチナーンチュ;沖縄ミュージックは日本に届くか;最果て芸能プロモーター伝説 ほか)
6 第二の“琉球処分”(「怨」と「反ヤマト」の沖縄列島;琉球王朝・尚家の盛衰史;尖閣列島、波高し ほか)

著者等紹介

佐野眞一[サノシンイチ]
1947年、東京生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。97年、『旅する巨人宮本常一と渋沢敬三』で、第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦 乱心の曠野』で第31回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

47
下巻は、芸能と琉球王朝の衰退については、関心を持てず、読み切るのに苦労した。沖縄政治の深い部分が知りたかったが、そこまでは踏み込まず、少し残念。沖縄の近代における保守革新の変遷を知って、基地問題の今後がどうなるのか。そこに興味を持ちつつ、沖縄に遊びに行きたいな。2023/03/19

楽駿@新潮部

37
品川図書館本。本当に意味ある、面白い本だった。今日行われる、沖縄読書会までに読み切ろうと、頑張りました。青い海、豊かな自然。それも沖縄。第二次世界大戦で蹂躙されつくした、それも沖縄。そもそも、日本ではなく琉球王国だった、それも沖縄。戦後、何も食料も、手段もなく、それでも生き永らえてきた、それも沖縄。今でも、県の面積の大半を占める米軍基地があるのも沖縄。何があっても、エイサーで歌い、踊り越えてきたのも沖縄。米軍基地から泥棒してくことを称えるのも沖縄。これは、読んでみてほしい。考えてほしい。沖縄と近づきたい!2019/11/09

扉のこちら側

31
単行本で初読し文庫で再読。初読時にも思ったが、実名をここまで出してしまって大丈夫なのだろうか。でもこういった本が出せる時代なのだなとも思う。2013/03/24

Willie the Wildcat

21
距離感。物理、心理、人・・・。心を弄ぶような政治。印象深いのが、1999年12月末の名護市市議会の決議の”過程”。根底に、国家論も垣間見る。大局観と”覚悟”に敬意。次に、デイビス元軍曹の”義”。真摯な想いと信念に、国境は無い・・・。これら2つの言動のどちらにも、私欲はない。だから心に響く。ここに”距離感”の秘密がある気がする。失われつつある(血縁という意味ではなく)”家族”を感じる。2013/05/24

イッセイ

10
沖縄のアンダーグラウンドに浸りきった。そんな中にあって、カバー写真の女の子を訪ねゆく「沖縄美少女探索紀行」(文庫版あとがき)が、でいごの花のように色鮮やかに残った(B)2011/08/29

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