内容説明
日本人を妻にもつ欧米人に休日出張を頼むと「女房に聞かないと」。個人主義の彼らも、かかあ天下になるという。親子で風呂に入ったり、一緒にこたつを囲んだり、時に煩わしいと感じる身内づきあいも、外国人には謎であり魅力的でもある。日本人は、個人ではYes or Noをはっきり言わず遠慮がちなのに、チームプレイで強さを生み出すのはなぜか?内と外から見た日本人の可能性を軽快に解き明かす。
目次
第1章 欧米人のうらやむ日本(欧米人が絶賛する日本の風呂;日本食は究極のヘルシーフード ほか)
第2章 欧米人の不思議がる日本(働き者なのにビジネスができない;男性天国に見えて、じつはかかあ天下 ほか)
第3章 自信のもてない日本人(英語ができなくても国際人になれる;言葉に出さずに心を読む「和」の会話 ほか)
第4章 日本人が尊敬されるために(対等に意見を言える人が尊敬される;評価が高まった日本人の旅行マナー ほか)
第5章 これからどうなる日本人(お金より大切なサムライ文化の心意気;命を粗末にせず、確固たる生き甲斐をもとう ほか)
著者等紹介
井形慶子[イガタケイコ]
長崎県生まれ。28歳で出版社を立ち上げ、英国の生活をテーマにした情報誌「ミスター・パートナー」を発刊。現・編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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