出版社内容情報
厳しい時代を生き抜く「鈍感力」のすすめ
複雑な現代社会を生き抜くためには、ある種の鈍さ、「鈍感力」というものが必要である――ミリオンセラーとなった著者一流の逆転の発想を、ユーモアをまじえてやさしく説く、幸福な人生への処方箋!
内容説明
シャープで、鋭敏なことが優れていると世間では思われているが、本当にそうなのか!?医師としての経験や作家としての眼差しを通じて、些細なことで揺るがない「鈍さ」こそ、生きていく上で最も大切で、源になる才能だと説き明かす。恋愛関係、夫婦生活、子育て、職場、環境適応能力…。様々な局面で求められる鈍感力とは何か。先行き不透明な現代を生きぬくヒントが満載。ミリオンセラー、待望の文庫化。
目次
ある才能の喪失
叱られ続けた名医
血をさらさらと流すために
五感の鈍さ
眠れる大人
図にのる才能
鈍い腸をもった男
愛の女神を射とめるために
結婚生活を維持するために
ガンに強くなるために
女性の強さ
嫉妬や皮肉に感謝
恋愛力とは?
会社で生き抜くために
環境適応能力
母性愛この偉大なる鈍感力
著者等紹介
渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒業後、母校の整形外科講師となり、医療のかたわら小説を執筆。70年『光と影』で第63回直木賞受賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。97年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよんだ。2003年には紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゴンゾウ@新潮部
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マエダ
おいしゃん
やす