集英社文庫<br> されど、化け猫は踊る―猫の手屋繁盛記

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集英社文庫
されど、化け猫は踊る―猫の手屋繁盛記

  • かたやま 和華【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 集英社(2017/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087456042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

人間の姿に戻るべく善行を積む猫侍・宗太郎。彼の前に現れたのは、労咳を治すため烏猫を集める老侍だった。怪しげな館で日々行われる奇妙奇天烈な猫の宴とは──。大人気猫の手屋シリーズ第4弾。


内容説明

それがしは近山宗太郎。旗本の跡取りであったが、とある事情から白猫姿に身をやつすことになってしまった。元に戻るには百の善行を積まねばニャらぬ。千眼通の福犬騒動に、カラスの濡れ羽色をした黒猫と暮らす浪人、夜な夜な唄って踊る猫の祭りの顛末やいかに!?よろず請け負い稼業“猫の手屋”、世のため人のため、猫の手貸します―。人気沸騰中のあやかし時代小説シリーズ第四巻。

著者等紹介

かたやま和華[カタヤマワカ]
2004年『楓の剣!』で第5回富士見ヤングミステリー大賞佳作を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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雪風のねこ@(=´ω`=)

147
短編連作っぽいけれど一本の長編である。1章で人間の欲と身勝手さと醜さを厭という程描き、2章で猫と人の寿命と生き方を描き、最終章で結実させる上手い構成。猫でも人でも化け猫でも無い宗太郎自身の立場で、自分の出来る事を成し遂げて行く。人の手を借り人に背を叩かれ。いざ助けてくれるのは、日頃から手を貸していたからに他ならない。そうやって人は生き、生かされ、死んで行く。朝顔の様に咲いて萎んで種を遺すと言う表現は、良いなと思った。(続く)2017/08/28

ふう

85
猫の手屋シリーズ4作目。月に一度は宗太郎や長屋の人々に会いたくなります。今回も、疑心暗鬼になって我を失う人々や、労咳で死んでいくかっての道場仲間のために、損得抜きで猫の手屋が働きます。もらった恩をよそへ送る。知らずに受け入れ、知っていても知らないふりをして受け入れ、お節介を焼く。貧しくても、人のために何かできるのは心まで貧乏じゃないということですね。今回も猫太郎に、いえ、宗太郎に教えられました。2018/11/26

mocha

85
雉猫という呼び方は定着してるけど、黒猫を烏猫と呼ぶのは知らなかった。しかも労咳から守ってくれるとは。その健気な働きぶりにじんとする。猫また白闇の哀しい過去も垣間見えて、案外いいヤツだと思ったり…。でも一々善行7つ棒引きされたら宗太郎はいつになっても人間に戻れない。人気シリーズになったので終わらせまいとしてるのか、なんて大人の事情を勘繰ってしまう。2018/09/17

ぶち

81
長屋中が犬派と猫派に分かれていがみ合いになった「犬猫合戦」は、犬や猫を食い物にする詐欺商法の話で、嫌な感じです。詐欺師に飼われていた犬の大丸は、大店のご隠居のもとで伸びと伸びと暮らす結果となってほっと胸を撫で下ろしました。そんな気持ちにひたっていると、次の話では涙をこらえきれなくなりました。まさか、このシリーズで泣くことになるとは!この話に登場してくる猫達は切ないくらいに健気で愛おしくて、この子らのために祈りたくなります。猫股白闇の過去もおぼろげながら見えてきて、これにもしんみりとする物語がありそうです。2018/11/07

ままこ

66
猫の手屋シリーズ第四巻。健気な烏猫達にウルり。宗太郎も猫の手屋の仕事がすっかり板についたなぁ。「もらった恩は返すのではなく、よそへ送るべし」四角四面だったけど考え方に柔軟性が出てきてきて良い感じ。白闇も哀しい過去があったんだ…。2017/11/22

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