集英社文庫<br> 鏡の花

個数:
電子版価格
¥649
  • 電子版あり

集英社文庫
鏡の花

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月09日 07時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087454871
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

もしも大切な人がいなかったら、どんな人生を送るのか? 身近な誰かが欠けてしまったパラレルな六つの世界が呼応し合い、眩しく美しい光を放つ。緻密な構成が輝く、著者渾身の意欲作。(解説/杉江松恋)




道尾 秀介[ミチオシュウスケ]

内容説明

少年が解き明かそうとする姉の秘密、曼珠沙華が物語る夫の過去、製鏡所の娘が願う亡き人との再会…。「大切なものが喪われた、もう一つの世界」を生きる人々。それぞれの世界がやがて繋がり合い、強く美しい光で、彼らと読者を包み込む。生きることの真実を鮮やかに描き出すことに成功した、今までにない物語の形。ベストセラー『光媒の花』に連なり、著者の新しい挑戦が輝く連作小説。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、11年『月と蟹』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

143
2018年173冊め。著者の作品では苦手なものもあったが、この作品は好きな方。全編に死の香りや物悲しさが漂っていて、でもその暗さに心惹かれてしまう。連作短編風であるも、前作に登場した同名の人物の設定が少しずつ違っていて、タイトルの「鏡」の暗示するいくつもの並行世界の雰囲気が楽しめた。2018/06/06

紫綺

141
単行本にて読了。微妙にズレていくパラレルワールドの描き分けがスゴい!2016/10/26

相田うえお

136
★★☆☆☆19033 ①部屋に落ちた猫の毛をコロコロローラーでコロコロするけど、また落ちるので猫の方をコロコロ〜、何度もしてたら猫が消えちゃった。って言う話、面白い!ピノキオならぬ禿げキオの話も可笑しい〜、嘘をつくと鼻が伸びるんじゃなくて禿げになるとは。。②誰かが何か少しでも違った行動をしていたら結果は変わるかも〜。③付け焼き刃 、切れ味の悪い刀に鋼の焼き刀をつけたことに由来④クラゲはE.クラプトンの仲間ではない⑤ツクシはスギナだ⑥鏡に映る、左右は入れ替わるのに上下は入れ替わらない。面白い誤解釈〜。2019/04/14

nobby

130
誰かが死を迎えた世界、そこでの後悔や嫉妬・疑問など様々な想いを実に美しく描く短編6つ。各編が絡む連作短編と思いきや、実は死んだ人物を変えてのパラレルワールドには少々戸惑うばかり。弟から姉、夫婦と息子など視点を変えて表されるifが、どれも哀しくて切なくて…中でも第三章「きえない花の声」の最後に明かされる瀬下の死の真相の衝撃が、伏線多しも含めてたまらなかった。第四章「たゆたう海の月」は誰が亡くなるか思わせぶりな様と最後に気付く事実に安堵出来るのが印象的。第六章で繋がる世界に少し強引さ感じるが読後感は心地よい。2018/06/14

佐々陽太朗(K.Tsubota)

124
もともと道尾秀介氏を苦手だと感じていたのだ。しかし『光媒の花』がなかなか読み応えがあったので、二匹目のドジョウを狙って読んでみた。うーん、やはり苦手だと思ってしまった。読んでいて落ち着かない。どこか不気味なところがあり、心が安まらないのだ。温かいところもあるにはあるのだが、なんとなく優しさに欠ける気がする。そんな甘っちょろいものを小説に求めるなというお叱りもあろう。しかし私は小説にそれを求めるのだ。好みの問題なのだ。仕方あるまい。2017/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11156599
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品