出版社内容情報
神奈川県警、港みらい署の若手女性刑事・菱川海月。気が短く、すぐ手が出てしまう彼女の相棒になったハンサムで優秀な後輩刑事は、まさかのドMで!? 横浜を舞台に、SMコンビの捜査ファイル第2弾。
内容説明
神奈川県は横浜市に位置する港みらい署。短気で手が出やすい女刑事・海月と、その暴力を嬉々として受けるドMの後輩・亘の名物コンビは五月のある日、先輩刑事からトライアスロン選手の警護を依頼される。横浜で行われるレースへの出場を辞退しろという脅迫状が届いたのだが、その裏には十数年前の悲しい出来事が…。など、全三編を収録。SMコンビが大活躍!?書き下ろしシリーズ第二弾!
著者等紹介
神埜明美[シンノアケミ]
北海道出身。『呪殺屋本舗』(『ジュリエットと紅茶を―ようこそ、呪殺屋本舗へ』と改題)で2006年度ロマン大賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
25
さくさくと♪1作目も感じたけど、ジャケで損してるような。お話しは面白かったです(^o^)2016/08/23
タカギ
19
海月に対する亘の調教が進んでいる。前者がS後者がMだけれど、海月が奉仕させられているのは明らか。仕事の面で見ると、海月はあまり有能ではないので、それも仕方がないかな、と。今回も短編が3つ。犯人に同情してしまう話ばかりだった。2話目はちょっとほっこりしたけど。「実は本格」のこのシリーズ、次も楽しみ。2018/06/17
lollipop
16
前作に比べるとM加減が和らいだようなのか、「先輩、ぶってください」位しか なかったかな。ま~足蹴りされて至福を感じる表現はあるものの、もう少しえげつない位先輩の海月に痛めつけて欲しかった。そして喜ぶ亘がみたかった。サッカー好きの私からしてみたら横浜唯一のJリーグサッカーチーム【マリンスノー】って腑に落ちなかったんだけど、マリンスノータウンとか出てきてほくそ笑みました。百鬼とかいて(なきり)読み方が難しい。2015/08/08
でんか
13
おもしろかったです。おはなしみっつ。美人刑事さんと部下のMな刑事さん。普通にミステリ、しかも本格的。キャラも魅力的。今巻も、部下の妙な知識が披露されるの巻。2019/07/15
マカ
11
シリーズ第2弾。相変わらずサクサク読めていい。前作よりなんとなくドMの割合が少なくなったような・・・けど変態度アップ?(笑)次回への伏線として?ラストに亘の父が登場。息子との絡みはあるのかな?ちょっと楽しみだ。2015/07/13