出版社内容情報
美術館で見た肖像画が、突然自宅の寝室に!? 藍は怪現象の相談を受けるが…(「恋する絵画」)など、霊感バスガイド・町田藍が心霊現象の裏に隠された真相を明らかに! 全6篇。(解説/山前 譲)
内容説明
弱小“すずめバス”に勤める町田藍は、霊感が強く幽霊と話せるという特技がある名物バスガイド。TV番組のロケバスの案内で、幽霊が出ると噂の廃病院を訪れる。落ち目のアイドルがそこで一晩を過ごすという企画らしいのだが、藍は何かの気配を感じ…(「色あせたアイドル」)など全六篇を収録。霊感バスガイド・藍が心霊現象の裏にある真実を明らかにする大人気シリーズ第六弾!
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。76年、サラリーマン生活のなかで執筆した「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
18
赤川次郎さんの本で、唯一読み続けているシリーズ。今回はツアーは少なめ、藍さんに直接依頼や相談が持ち込まれます。色々バラエティに富んだ内容なのになぜかマンネリズムを感じてしまう。形式美というか、手馴れすぎた感じ。猫弁がミステリーの二時間番組なら、このシリーズは毎週一時間弱で事件が起きて、発展して、解決する短編シリーズのようです。2014/10/22
さといも
15
藍ちゃん。こんなに予測不可能な事に良く対処してるなぁ。お給料いくら貰っているんだろう。2019/05/07
きっちゃん
14
相変わらずの安定感。2015/07/07
鍵ちゃん
9
弱小(すずめバス)に勤める町田藍は、霊感が強く幽霊と話せるという特技がある名物バスガイド。TV番組のロケバスの案内がゆが出ると噂の廃病院を訪れる。落ち目のアイドルかそこで一晩を過ごすという企画らしいのだが、藍は何か気配を感じる。2020/10/17
zanta
7
18/1/18/2017 表題作は可愛い題名の割に怖い怖い。やはりちょっとインターバルを置いた方が楽しめる。2017/01/18
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