集英社文庫<br> MEMORY

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集英社文庫
MEMORY

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087451122
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あの二人が帰ってくる! 60万人が泣いた『MOMENT』『WILL』の兄弟編となる短編集。『MOMENT』以前の森野の話、『WILL』直前の神田くんの物語、その後の二人……など。ファン待望の書き下ろし。

内容説明

葬儀店のひとり娘に産まれた森野、そして文房具店の息子である神田。同じ商店街で幼馴染みとしてふたりは育った。中学三年のとき、森野が教師に怪我を負わせて学校に来なくなった。事件の真相はどうだったのか。ふたりと関わった人たちの眼差しを通じて、次第に明らかになる。ふたりの間に流れた時間、共有した想い出、すれ違った思い…。大切な記憶と素敵な未来を優しく包みこんだ珠玉の連作集。

著者等紹介

本多孝好[ホンダタカヨシ]
1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。94年、「眠りの海」で第16回小説推理新人賞を受賞し、作家デビューする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そる

330
多くは語らないのになんでこんなキレイに繋がったりまとまったり許し会えたり思い合えるんだろう。世界はさり気ない愛がさりげなく転がってるんだね。あからさまな愛もいいけど、不器用な、言葉や形に表せない、それでも想ってる、って愛も立派な愛だ。神田と森野を見てるとそう思う。お幸せに!三部作が全て繋がっている。「(略)好きっていうより、何ていうかな、もっと自分にもわかりにくい感情だったんじゃないかなって思う。愛とか恋とかじゃなくてさ。好きな女の子の髪の毛を引っ張りたくなる感情の延長線上にあるような、そういうやつ」2022/04/19

*すずらん*

229
神田と森野に関わった人達と、小さな謎を散りばめた物語り。二人の一面を見せながら、謎解きを進めていく配分が絶妙です。彼等はあくまで脇役としながらも、主人公達の人生の1ページに鮮やかに残っていきます。その過程で彼等の揺れる恋心が描かれていて、巧いの一言。一つ一つのお話にも、最後まで意外なトリックがあり大満足です。最終章では本当に素敵な結末が待って、思わず嘆め息がもれました。きっとここに至るまで、二人には沢山の紆余曲折があったんだろうな。その過程を別の本で描いていただけたら…と思いました。2013/09/24

おしゃべりメガネ

218
『MOMENT』『WILL』の「神田」&「森野」の物語です。過去から未来へ書き綴られるその物語はステキなクロニクルへと姿を表しています。過去に読んだ気になっていただけで、実は未読だったことが読了後にわかりました。三年半ほど前に文庫書き下ろしだったとは全く知らず&気づかずに読み進めていました。相変わらずの幼馴染み二人のまったく異なるキャラがステキに浮き彫りにされており、そんな二人のそれぞれの過去を第三者からの視線で語られる作りは、なかなか新鮮でした。「森野」と「神田」二人のステキな関係にエールを送ります。2017/02/05

katsubek

170
うまくうまく時が流れていく。それにいつの間にか乗っかっていて、ふと気づいたら、「あぁ、よかった!」と思わせるエンディングにつながっている。これで一区切りなんだね。うんうん。未来へ。そのためのMEMORY。いいね!2013/10/01

みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます

155
姉妹作「MOMENT」「WILL」のそれぞれの主人公である神田と森野の実像が、2人を取り巻く人たちの物語を通じて浮かび上がってくるような五つの物語を収めた連作短編集。そんなシリーズものとしての味わいもさることながら、一つひとつの作品も語り手の心情がじわっと響いてくるものばかり。とりわけ「言えない言葉」は、そのミステリー的な仕掛けから一気に現れる淡い恋心の切なさに、おじさんの胸もギュッとなる。これで2人の物語が完結だと思うとさびしくもあるが、胸に染み入る物語でほっこりとさせてくれた著者にただただ感謝したい。2014/09/05

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