集英社文庫<br> 記憶の海―おいしいコーヒーのいれ方Second Season〈7〉

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集英社文庫
記憶の海―おいしいコーヒーのいれ方Second Season〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087450828
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

勝利がオーストラリアへ旅立って、声を聞くこともできず、つらい日々を送るかれん。休暇で実家に帰った時に「風見鶏」に顔を出すと、久々に再会した由里子から、思いがけない申し出を受ける。新展開!

内容説明

いちばん逃げたくないと思っているのは、勝利自身のはずだ。誰よりも勝利こそが、今の自分を不甲斐なく思っているに違いないんだから…。勝利がオーストラリアに旅立ち、残された傷心のかれんを支える弟の丈。勝利の辛さもかれんの寂しさも、そばでずっと見てきた丈には、わかりすぎるほどわかる。そんなもどかしい日々の中、由里子の思いがけない提案によって、新しい光が差し込み始める。

著者等紹介

村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優愛

85
「だって、思い出がたくさんあり過ぎるもの」二人で見た海、勝利のカレー、勝利専用の布団。思い出す為のヒントがありすぎて苦しくなる。でも皆前に進んでる。かれんも、丈も、マスターも由里子さんも力強い一歩を踏み出した。由里子さんは風という名のル・ヴァンというお店を開いてかれんに前に進むための絵を描くように頼んだ。痛くても苦しくても支え合ってる皆が海を渡ったこの場所でちゃんと踏み止まっている。たくさんの時間を過ごしたでしょう。勝利ももう前を向いて、日本に帰ってきて。かれんが「逢いたい」の返事を待っているのだから。2014/12/17

☆ゆう☆

64
夏といえばこの作品。毎年楽しみにしているシリーズを今年も読めた喜び。今回は日本編、丈の目線で描かれた一冊。成長した丈の姿が心強かった。命と向き合う大切さを改めて感じながら、由里子さんの人間の強さに身の締まる思いになる。ゆっくりと、しかし確実にそれぞれが少しずつ過去と向き合い歩み始めていた。由里子さんのお店、おばあちゃんとのこれから、花村家の行く末、そして勝利とかれん、物語が大きく動く前ぶれの巻であった。かれんが言った「逢いたい」が切ない。勝利はどうしているんだろう。来年こそは二人揃ったところが見たい。2013/09/11

まさきち

56
久々の日本を舞台にした展開ですが、電車の中で読んでて嗚咽を堪えるのに苦労しました(T-T) 前巻の「逢いたい」の裏に隠された事情に暖かな気持ちになり、丈の株は上がるばかり! そして何よりかれんが無事で、且つ勝利への気持ちを大事に抱き続けていてくれたことに安心しました(^-^)2013/06/28

だまだまこ

55
おいコー再読、17冊目。今回は丈が語り手となって、日本の出来事を伝えてくれる。由里子さん、マスター、かれん、丈、星野…誰の気持ちを想像しても胸いっぱい。後悔や怒り、もどかしさ、寂しさ、愛しさなど、皆抱えている想いは違えど、それぞれ複雑な心を抱えながらも少しずつ前に進もうとしている。人の強さとか弱さとか、悲しみへの向き合い方とか、何がどうなればみんな幸せになれるんだろうとか、色々ぐるぐる考えてしまう。年越しの電話、逢いたいと言えない勝利の心を代弁してくれる丈に救われる。姉貴への思いやりが素敵すぎる。2020/06/10

えりこんぐ

50
2ndシーズン⑦。ショーリがオーストラリアでもがいている頃、日本ではこんな風に時間が流れていた。丈が大人になったな〜。大きなものを失ったのに、由里子さんの強さと優しさに泣けてくる。ショーリは、ここにどんな風に戻ってくるのかな..。【積読30】2021/03/02

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