出版社内容情報
4人の男たちは今夜「部長殺人計画」を実行しようとしていた(『サラリーマン四銃士』)など全編サラリーマンが主人公の短編集!
【目次】
内容説明
ある晩、4人のサラリーマンが悪辣な広津部長を葬る、部長殺人計画を実行しようとしていた。(「サラリーマン四銃士」)。窓際社員・西野は満員電車にも胸の苦しさにも耐え、会社へと向かう。そして出社してすぐ、席に着いたまま死んだ。心臓マヒで、まるで眠るかのように。それを見た係長は決定的なミスを彼のせいにするが…。(「雨の朝、窓際に死す」)。全てサラリーマンが主役の傑作ミステリー短編集!
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。76年、サラリーマン生活のなかで執筆した「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞。16年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅さん。
12
1編目の『サラリーマン四銃士』が1番好き。 憎き上司を殺す計画をたてた4人の顛末。 ついにっこりしてしまう。 次点は『われら、同胞たち』かな。偶然乗り合わせた乗客たちの結束と、裏切り、その後が良き。『栄光からの脱出』も好き。小山氏、かっこいいじゃん。 1980年出版ということで、会社での女子社員の扱いがアレだったりするのだけど、全体としては古臭くないのがさすが。だから赤川作品を読むのはやめられない。2026/04/06
nami1022
10
初めて上梓されたのはなんとなんと自分が生まれる前。流石に時代を感じるものの、読みづらさや読んでいて理解できないところが全くないのが凄い。どの短編もブラックユーモアが効いていてかなり面白い。人死にがあまりにも軽く書かれ過ぎているのは少し引っかかるところですが、昔はそういうのが今より緩かったのでしょうね。2026/05/19
RRR
10
この頃(80年代)の価値観全てが今と違うので、この頃を知らない人は結構新鮮に映るかな。昔は「男は懸命に働き、女は家庭を守る」これが常識で、昔は専業主婦が成り立っていましたが、今はその傾向が共働きじゃないと、家庭は回りません。昔の方が稼げたのかしら? さて、サラリーマン一本で短編を書かれる才能にひれ伏しました。2026/03/25
k16024
6
シリーズものではない短編集ですね。サラリーマンを主人公にした、6つのお話が入っています。面白いお話や、切ないお話など、いろんなタイプの短編が収録されており、良かったです。2026/04/25
かつたま
3
赤川次郎を読むのはいったい何年ぶりなのだろうか。大学生の頃流行ったか。ただ軽い小説だと狭い田舎の大学生界隈では言われていてあまり手に取らなかった気がする。田舎の大学生風情が何を偉そうに、である。そして、読んでみると皮肉とコメディに溢れた小編の数々。面白かったけどね。まぁ50年近く前のことがイメージできてこそか。2026/05/18
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