出版社内容情報
島津斉彬の弟久光。兄の遺志を継いで諸外国から日本を守りながら、明治維新を進める。国父と呼ばれた男の真の姿を描く歴史小説。
【目次】
内容説明
幕末、鹿児島島津家。側室お由羅の子として生まれた久光。両親の愛情を受け、学業に勤しみ、出世欲なく育つ。藩主となった聡明な兄・斉彬を敬愛し、誠心誠意支えようと誓う。だが、斉彬が急死し、政治の矢面に立つことに。開国迫る諸外国から、日本を護るため兄の遺志を継いで、軍備を増強し上洛するが…。明治維新という改革のためリーダーたちを抜擢し、国父と呼ばれた男の真の姿を描く。歴史小説。
著者等紹介
植松三十里[ウエマツミドリ]
静岡市出身。昭和52年、東京女子大学史学科卒業後、婦人画報社編集局入社。7年間の在米生活、建築都市デザイン事務所勤務などを経て、フリーランスのライターに。平成15年「桑港にて」で歴史文学賞受賞。平成21年「群青 日本海軍の礎を築いた男」で新田次郎文学賞受賞。同年「彫残二人」で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
85
植松さんの文庫書下ろしの新刊です。植松さんの作品は「イザベラ・バードと侍ボーイ」で楽しめたのでこの本も手に取りました。島津久光という人物は今までの情報(西郷隆盛を島流しにしたり「お由羅騒動」など)ではあまりいい印象を持っていませんでした。この本によってかなりイメージを変えてくれました。一般的には島津斉彬のほうがいいイメージですがこの本によって久光もかなりの人物であったことがわかります。日本人は赤穂浪士などや判官びいきなどで弱いものに味方する傾向がありますがこの本のような見方も必要だと思います。2025/12/28
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