集英社文庫<br> 布武の果て

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集英社文庫
布武の果て

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  • サイズ 文庫判/ページ数 520p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447385
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

堺商人たちが辿り着いた、
「本能寺の変」の驚くべき真相とは――。

永禄11年、織田信長が足利義昭を奉じて上洛する。
貿易による富で自治を貫く堺の納屋衆、中でも今井宗久、千宗易、津田宗及は
天下の趨勢を見定めようとしていた。納屋衆内では、新興勢力である信長に賭けることに
反対の声もあがったが、次第にその実力を認めていく。
一方、今井、千、津田は信長から茶堂衆に任じられ、茶の席で武将たちの情勢を探り、
鉄炮や硝石の手配を一手に握るようになっていた。
天正8年、石山本願寺を降伏させることに成功した信長の天下は、目前に迫っていた。
しかし、徳川家康の腹心で一向宗徒の本多弥八郎が怪しい動きを見せはじめ……。

茶室を舞台に繰り広げられる、圧巻の戦国交渉小説。
歴史時代小説の第一線を走り続ける著者渾身の快作!

【著者プロフィール】
上田秀人(うえだ・ひでと)
1959年大阪生まれ。大阪歯科大学卒業後、歯科医院を開業。97年「身代わり吉右衛門」で、第20回小説CLUB新人賞佳作に入選し、デビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞、14年「奥右筆秘帳」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞、22年「百万石の留守居役」シリーズで第7回吉川英治文庫賞を受賞。「勘定吟味役異聞」「辻番奮闘記」ほか、人気シリーズ多数。

内容説明

永禄十一年、織田信長が十五代将軍足利義昭を奉じ上洛した。信長は、貿易の富で自治を貫く堺に鉄炮や硝石の独占を要求。堺納屋衆の今井宗久、千宗易、津田宗及らは、一旦恭順する。だが、強かな彼らは商機を逃さぬため、趨勢を見定めようと茶室で戦況分析を始める。やがて信長が、三好、朝倉、石山本願寺を降伏させ天下に迫る時、徳川から驚愕の情報が…。“本能寺の変”の真相に迫る圧巻の戦国交渉小説。

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年「身代わり吉右衛門」で第20回小説CLUB新人賞佳作を受賞しデビュー。以来、歴史知識を巧みに活かした時代小説、歴史小説を中心に執筆。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞、14年『奥右筆秘帳』シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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納間田 圭

122
乱世を生き抜いた商人達。貿易経済特区と化した”堺”。纏める納屋衆の…武器は一に情報、二に情報。下克上の世の流れを読み…誰に付くか取捨選択。そして天下人になりえる人物を見極め…その性格や習性を把握。利用するのは… 身分に関係なく親しくできる”茶の湯”の世界。欠かせなくなってきた…最先端武器”鉄砲”と火薬原料”硝石”の貿易の仕切り。もしかしたら…信長の失敗は海の向こうまで欲しがったことかも。当初の目的の国内だけで我慢してれば…本能寺の変は無かったかも。それは秀吉もしかり。で、それを学習したのが家康ってこと。2025/03/16

こたろう

1
堺の3人の茶道衆の目線で話が進んでいく展開は面白かった。商人の先見性がよく出ていたと思う。ただ最後、本能寺の変はさらりと終わり、明智が何故?というところは、深堀りがなかったのが残念でした。2025/03/31

44cars

1
これは面白い視点でした。立場の違う者からみた戦国の解説とでも言えば良いのでしょうか。歴史好きの方にはおすすめでは?2025/03/03

やまやま

0
図書館2025/04/28

今Chan

0
堺商人の視点で信長を描いた作品。茶席を利用した情報収集に緊迫感が感じられて面白かった。 読んでいる最中に作者の訃報に接した。ご冥福を祈るばかりである。2025/04/06

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