集英社文庫<br> 宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

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集英社文庫
宇宙はなぜこんなにうまくできているのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447194
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0144

出版社内容情報

これほどやさしい宇宙論の本はなかった!
なぜ太陽は燃え続けていられるのか。
なぜ目に見えない暗黒物質の存在がわかったのか。
なぜ宇宙はこんなにも人間に都合よくできているのか。
宇宙の謎がよくわかる、村山宇宙論の決定版。

【著者略歴】
1964年東京都生まれ。理論物理学者。86年東京大学卒業。91年同大学大学院博士課程修了。専門は素粒子物理学。東北大学助手等を経て、2000年よりカリフォルニア大学バークレー校教授に。02年西宮湯川記念賞を受賞。07年東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)の初代機構長に就任。11年『宇宙は何でできているのか』で新書大賞2011を受賞。著書に『宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門』『宇宙になぜ我々が存在するのか―最新素粒子論入門』『宇宙を創る実験』など。

内容説明

毎日、昼と夜があるのはどうして?空は青くて、夕日が赤いのはなぜ?そんな素朴な疑問は、ぜんぶ宇宙につながっています。望遠鏡もロケットもない時代から、人類はこの謎の宝庫に魅了され続けてきました。そして、知れば知るほど、この宇宙に私たちが存在する奇跡に驚かされるのです!世界で活躍する物理学者・村山先生と一緒に、みなさんもロマンあふれる宇宙を冒険してみませんか?

目次

第1章 地上と同じ物理法則が、宇宙でも通用する
第2章 なぜ太陽は燃え続けていられるのか?
第3章 惑星の不思議
第4章 ブラックホールと暗黒物質
第5章 膨張する宇宙
第6章 「四つの力」と素粒子の標準模型
第7章 宇宙の未来はどうなるのか

著者等紹介

村山斉[ムラヤマヒトシ]
1964年東京都生まれ。理論物理学者。86年東京大学卒業。91年同大学大学院博士課程修了。専門は素粒子物理学。東北大学助手等を経て、2000年よりカリフォルニア大学バークレー校教授に。02年西宮湯川記念賞を受賞。07年から18年まで、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の初代機構長を務め、現在は特任教授に。11年『宇宙は何でできているのか』で新書大賞2011を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomomi Yazaki

15
膨張する宇宙。それは赤方偏移により説明される。その現象は地球を中心として観測される。でも地球が宇宙の中心ということではなく、宇宙の中心は普遍的ということ。宇宙はよく球体の表面に例えられ、球体が膨らむと遠くの点ほど大きく遠ざかる。これが理解できないと、宇宙の果てとか宇宙の外といった無意味な妄想に陥る。アインシュタインも辻褄合わせのために宇宙定数を作ったけれど、ハッブルの法則により、それが無意味だと思い知らされた。かのアインシュタインでさえも迷い込んだ迷宮。相対性理論から量子科学へと、時代は移って行くのです。2025/01/28

Katsuto Yoshinaga

10
「光の量で計算した質量と運動速度から計算した質量の間には、4百倍もの差がありました。運動速度から算出した質量の方がはるかに多かったのです。目に見えない(つまり光を発していない)けれど質量のある物質が大量にあるとしか考えられません」ということが、なんと1933年にわかったらしい。そして、その40年後に議論され、「暗黒物質(ダークマター)」と名付けられて、研究が各国でさかんだそうだ。こんなファンタジックな研究と議論がいくつも紹介され、それがまた興味深くわかりやすい。コレが2百頁程とは、うまくできている。2025/03/06

mikky

9
去年の後半から哲学の一方ですごく気になりはじめた物理学の世界…。 村山先生のこの本、本当にわかりやすかった!なるほど、物理学を理解してはじめてこんなふうに宇宙を理解できるのだなと目からうろこでした。 そしてこの本を読んでいると、自分が子どものころからぼんやりと夢想していた世界と現実が意外と似通っていたりもして(!)ひたすら楽しかったです。 私は高校時代物理を専攻してないまるっきりの門外漢なのですが、わからないなりにももっと物理学の世界に触れてみたいと思えました。2025/01/03

たけ

7
可愛い表紙の文庫本、読みやすい。 反物質や対消滅は初めて知った。理解できてないけど、人間と反人間が握手するとすごいエネルギー出して消滅するから取扱注意、の文言はブラックジョークのようで面白かった。 宇宙の膨張は加速していて、この先もずっと膨張し続けるのか、収縮するのか切り裂かれるのか、、考え出すと、その瞬間に自分がいる可能性は0%なのになぜかどきどきするし、宇宙の規模感に頭がこんがらがる。落ち込んだときに読むのも良いかも笑。 あと観測装置のカミオカンデという名はそれがある神岡町から来てる?!なんか面白い。2025/04/14

ハッピーハートの樹

4
本当に不思議です。それが解明されていることがもっと凄い。月ぐらいまでならなんとかなりそうだけど、何万光年も先なんて、行くどころか見ることもできないのに。数学、物理学、科学ってすごい。/昔、この宇宙が芋虫の身体の中だったみたいなマンガを読んだ覚えがありますが、有り得そうな気がしてきます。/数年前に天体望遠鏡を買って、ゆるく天体観測を趣味にしてます。この本を読んで気分が変わりました。星が動くことや季節ごとに変わることにも、自分が今、広大な宇宙の中にあることを実感させてくれます。相対性理論も勉強してみようかな。2025/01/05

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