集英社文庫<br> 本日も晴天なり―鉄砲同心つつじ暦

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集英社文庫
本日も晴天なり―鉄砲同心つつじ暦

  • 梶 よう子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446395
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

時は幕末。江戸城下、大久保の地。長く泰平の世が続き、代々この地を守ってきた鉄砲同心たちは、火薬の原料を転用したつつじ栽培の内職に励み、家計の足しにするようになった。今や時季には美しい花々を求めて多くの人が集まる江戸名所である。
礫(つぶて)家はつつじ作りに類まれな才を発揮する丈一郎、頑固者の父・徳右衛門、物忘れが多くなってきた祖母・登代乃、温和な母・広江、勝気な嫁・みどり、生真面目な息子・市松の六人暮らし。
喧嘩も笑いも絶えない一家が大小様々な事件に巻き込まれて――。温かな〈お江戸家族小説〉。

【著者略歴】
梶よう子(かじ・ようこ)
東京都生まれ。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。2008年「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビュー。2023年「広重ぶるう」で新田次郎文学賞を受賞。「御薬園同心水上草介」シリーズ、「みとや・お瑛仕入帖」シリーズ、「とむらい屋颯太」シリーズ、『ヨイ豊』『お茶壺道中』『菊花の仇討ち』『三年長屋』など著書多数。

内容説明

幕末の江戸。鉄砲同心礫家の丈一郎は三十過ぎだが、つつじ栽培の内職に専心する毎日。父の徳右衛門が老いても家督を譲らぬためと、小禄の家計を助けたいからだ。ある日、父を訪ねて同役だった貫田が来る。田安家家老の俳諧の会に入りたいから仲介してくれというのだが…。銃の代わりに鋏を握る丈一郎が、礫家を巻き込む様々な事件に果敢に立ち向かう。笑いも喧嘩も絶えない大家族を描く時代小説。

著者等紹介

梶よう子[カジヨウコ]
東京都生まれ。フリーランスライターのかたわら小説を執筆、2005年に「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年に「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんぶん

24
【図書館】梶よう子の花と侍を扱ったもの。 鉄砲同心の日々の暮らしを描くと同時にツツジ栽培に勤しむ丈一郎の生き様を描く。 家族愛とそれに纏わる諍いなど面白おかしく綴っている。 梶女史の視線には家族を愛すると言う確固たる証が見える、三代に渡る時代の流れもユニークである。 事件という事件が起きないのも良い、まるでホームドラマだ。2024/08/10

Y.yamabuki

20
鉄砲同心礫家の丈一郎は、内職仕事のつつじ栽培に精を出す。火薬の材料がつつじの肥料になることから、少禄を補うため他の同心達もつつじを育ている。人を楽しませるつつじを咲かせる事が好きな丈一郎は、この泰平の世に鉄砲など必要なのかと考えてしまう。各編、事件は起こるが、何れ継ぐお役目とつつじの世話に対する心の持ちようや時々の家族の様子が中心に描かれる。季節の移ろいを感じ、鮮やかなつつじの花を眼に浮かべ物語を楽しんだ。シリアスな作品の後には、どうしてもこういったほっこり読書で人心地つきたくなる。 2024/07/23

ごへいもち

9
いかにも女性の書いた男性という感じがちょっとイマイチ2025/02/12

みっちゃん

2
礫家は、大久保で鉄砲同心である。足軽の身分で禄が少なく、火薬の材料を転用しつつじの栽培の内職に励む一家の話。4世代が暮らし、なかなか隠居しない父と部屋住みでつつじの栽培が才を持つ息子の丈一郎は、顔を合わせると喧嘩ばかり、嫁のみどりははっきりと物事を言う女性。物忘れの始まった祖母登代乃、温和な母広江、生真面目な息子市松の一家が大小さまざまな事件に巻き込まれる。ドタバタ喜劇のようで面白かった。2025/03/29

ton

2
鉄砲同心ながらつつじ栽培に力を注ぐ丈一郎。生活のためでもあるがむしろ植木職人にでもなったほうが良さそうなくらい、花を愛でつつじを大切に育てている。鉄砲同心としての誇りを持ち、泰平の世にあってもお役目を全うしたい父の徳右衛門とは喧嘩ばかり。いざという時は意外とヘタレではなかった丈一郎の家族の物語をもう少し長く読んでいたかったな。2025/02/23

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