集英社文庫<br> 災厄の宿

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集英社文庫
災厄の宿

  • 山本 巧次【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446111
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

台風直撃の夜、山深くの旅館で立てこもり事件が発生。館内で不可解な殺人事件まで起き、さらに土砂崩れのカウントダウンが……。

内容説明

昭和51年、台風の影響で強い雨が降り続く中、弁護士事務所の嘱託調査員の上坂徹郎は、休暇で徳島の人里離れた旅館を訪れる。だが、散弾銃と爆破物を手にした男が押し入り、籠城事件の人質の一人に。さらに、警察に包囲された旅館の中で不可解な殺人が起き、川の氾濫や土砂崩れといった自然の脅威も差し迫って―。手に汗握る怒涛の展開で、読み始めると止まらない!分刻みの旅情ミステリー長編。

著者等紹介

山本巧次[ヤマモトコウジ]
1960年7月4日生まれ。鉄道会社勤務の傍ら2014年、「八丁堀ミストレス」で第13回「このミステリーがすごい!」大賞最終候補となる。15年、同作を改稿、『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』と改題し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aquamarine

66
休暇で人里離れた旅館を訪れた弁護士事務所嘱託調査員の上坂。台風で強い雨の続く中、宴会場に男が押し入り、籠城事件の人質となってしまった。さあ男の要求と目的は?そんな旅館の中で更に事件が起き、上坂はその調査をすることになる…。警察に包囲された状態の旅館は、要求を伝える犯人と警察とが連絡をとれこそするが、いわばクローズドサークル。昭和51年という時代ならではのあれこれも面白く上坂自身のことも気になりつつ、伏線を探し頭をフル回転指させながらも一気に読み進めた。緊迫感はあるが、読みやすい著者らしいミステリだった。2024/04/07

yukaring

63
立て籠りに殺人、外は台風による土砂崩れと緊迫感溢れるクローズドサークルミステリ。時は昭和51年、休暇で人里離れた旅館を訪れた主人公の上坂。しかし散弾銃と爆弾をもった男が押し入り、従業員と客を人質に旅館に立て籠る。警察は人質を盾にされ膠着状態。悪天候も懸念される中、停電中になんと人質の1人が死体で見つかる。籠城の犯人はずっと部屋におり殺人犯ではない。誰がこの最悪のタイミングで殺人を犯したのか?不可解な殺人と分刻みの展開に手に汗を握る怒涛のサスペンス。レトロな雰囲気も良い感じに仕上がったコンパクトな物語。2024/02/04

オーウェン

49
弁護士事務所の調査員の上坂が泊まった旅館。 そこに散弾銃を持った男が乱入して籠城する。 要求をする中で、なぜか現場に殺人死体が。そして台風が迫り外に出れない状況に。 古典的なクローズドサークルに加えて、警察との交渉。 単純に犯人が誰かという点で終わらせず、むしろ解決の道が見えてから、謎の真相に答えが出る。 ラストの47年後にわかる真実というのも中々爽快。2024/04/25

fuku3

33
2024.1.30読了。昭和51年徳島の鄙びた旅館に出張帰りに立ち寄った上坂徹郎。散弾銃とガソリン一斗缶をもった男が旅館を占拠して籠城事件に巻き込まれた。外は台風の影響で大雨、自然災害の危機も迫る!男は兄の復讐の為に地元名主の悪事を世の中に晒す事をTVニュースに放送しろと要求!そんな中、人質の殺人事件が起こる!籠城犯に身のこなしから元刑事と悟られた上坂が殺人犯を見付ける様にと命じられた!昭和だけに連絡は有線電話のみ、テレビ放送も犯行声明の電話の録音放送のみ!実にシンプルて潔い!籠城犯に同情してしまう!2024/01/30

だるま

16
昭和51年、休養の為に徳島の人里離れた一軒旅館に訪れた主人公。すると突然、散弾銃と爆破物を持った男が現れ、旅館は籠城される。警察が包囲はするが手を出しかねていると、旅館の中で殺人が。男が犯人で無い事を実感した主人公は、元刑事だった事で男から犯人探しを命じられる。あたかも台風で川の氾濫や土砂崩れの危険も迫って・・・というサスペンス混じりのフーダニットミステリ。一種のクローズドサークルではあるけど、包囲している警察と電話でやり取りが出来るのがユニーク。スピーディで面白かったが、犯人当ての部分が弱い感じがした。2024/02/29

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