出版社内容情報
美形揃いの警備会社で働く航太。今回の仕事は、素顔を隠すカリスマシンガーの「声」を護ること!? アクションサスペンス第2弾!
内容説明
身辺警護専門の警備会社『ユナイテッド4』で働く久遠航太。美形だがくせ者揃いの先輩ボディガードたちに囲まれ、業務に邁進する日々だ。そんな中、素顔を隠すカリスマ歌手・香の「声」を護る、という風変わりな依頼を担当することになった航太たち。宣伝用の話題作りがメインの目的かと思われたが、香にはある秘密が…。命を懸けて、依頼人を護り抜け。スリリングなサスペンス・アクション!
著者等紹介
安田依央[ヤスダイオ]
大阪府生まれ。2010年『たぶらかし』で第23回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
20
シリーズ2作目。今回の警備対象は「声」。それなら人で良いのではと思いましたが、確かに精神的苦痛から声が失われる可能性もあるので…そんな限定も必要なのかと思い直しました。まだまだ危なっかしい所もある航太ですが、少しずつ成長はしているとも感じました。ただ、少しずつ明らかとなってくる過去が重たくて…一体何があったのかと全てが明らかとなるのが怖くなります。2024/02/22
あずとも
6
今回護るのは覆面カリスマ歌手の「声」。ただしその歌手香にはある秘密が。そして任務の最中ある人物と出会った事で航太に異変が起こり彼の失われた記憶に関するある事実を知る。少しづつピースが揃ってきた感はあるけれど全てが明らかになるのはまだ先になりそう。そしてやはり1番怖いのはホラーではなく人だなとしみじみ思う。2023/08/06
万論
3
良かった。まだ闇の中だけど、1つ1つ事件が片付いていく。片付いていくのか、近づいているのかは不明。この先に期待ワクワク。2023/08/13