出版社内容情報
内容説明
「ベルナール様と、強い繋がりがほしいと望んでおります」互いの幸せを願う2人の最幸の恋物語。父の政治資金横領によって没落してしまった元伯爵令嬢アニエス・レーヴェルジュと、そんな彼女を嫌い意趣返しのつもりでメイドに雇った騎士ベルナール・オルレリアン。ある日、騎士団で保管されていたレーヴェルジュ家の婚礼衣装が何者かに盗まれてしまう。しかも犯人は騎士団の関係者で、その目的は社交界で噂されるレーヴェルジュ家の隠し財産だと推測された。さらに敵は単独犯ではなく組織的に動いている様子…。アニエスを守るため警戒を強めるも、ベルナールが不在の隙を突かれてアニエスが攫われてしまう!ベルナールは自らの誇りである騎士という身分を手放し、大切なアニエスを取り戻すため行動を開始する!!邪悪な陰謀から互いの幸せを守り抜こうとする2人の結末は―。
著者等紹介
江本マシメサ[エモトマシメサ]
『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』(宝島社)で2015年にデビュー。多数のコミカライズ原作を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
27
騎士団で保管されていた婚約衣装が何者かに盗まれてしまい、アニエスが狙われていると知ったベルナール。しかし不在の隙を突かれて攫われてしまう下巻。社交界で噂されているレーヴェルジュ家の隠し財産を目当てにアニエスを攫い、組織的に動いている騎士団関係者相手に、自らの誇りである騎士という身分を手放し、大切なアニエスを取り戻すため行動を開始するベルナール。ようやくベルナールも自覚したところで、様々な騒動に巻き込まれていく展開でしたけど、乗り越えて想いを交わしあった2人の結末はその後の様子も含めて微笑ましかったですね。2024/09/08
色素薄い系
3
ベルナールがアニエスへの気持ちに気付いてからは変にぎくしゃくする事も無くあっさり認めていたのでそこは良かった。隠し財産云々は取ってつけたような要素だったように感じたからいらなかったかなぁ…あとこのゴタゴタのせいで1ヶ月逃亡する事になったけどこの辺も尺が短いのに詰め込みすぎじゃん?になりやや不満。せっかく友達ポジションが現れたのに雑に消化されてたし。本編ラストの物足りなさを補う短編は良かったです。2024/09/26
レイン
1
次から次へ事件が起こりすぎだし、解決手段もスッキリせず、途中から目が滑って読み飛ばし気味になった。 漫画が面白く、原作の発行も楽しみにしていただけに少し残念。 漫画が完結した頃もう一度読み直そうかな。2024/08/26