出版社内容情報
5秒で没入。脳内直撃の映像美。手に汗握るチャンバラ劇――
文芸の異端児が時代小説の概念を覆す!
満足度 315(サイコー)%!! 幕末ホラーミステリ。
「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ――。川崎の宿場町で妖怪・火車が次々と人を焼き殺すという怪異が発生。憑きもの落とし・浮雲と薬の行商・土方歳三は、道中で知り合った才谷梅太郎(実は坂本龍馬)とともに調べを進めると、そこには若く美しい女の悲しい物語が秘められていた。圧倒的な読み心地と猛スピードの展開、驚くべき結末が快感の時代小説。
内容説明
「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ―。川崎の宿場町で妖怪・火車が次々と人を焼き殺すという怪異が発生。憑きもの落とし・浮雲と薬の行商・土方歳三は、道中で知り合った才谷梅太郎(実は坂本龍馬)とともに調べを進めると、そこには若く美しい女の悲しい物語が秘められていた。圧倒的な読み心地と猛スピードの展開、驚くべき結末が快感の時代小説。
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年、山梨県生まれ。日本映画学校卒業。2003年「赤い隻眼」を自費出版。同作を大幅改稿した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で04年プロデビュー。代表作「心霊探偵八雲」をはじめ、シリーズ作品を多数展開している。映像化、舞台化作品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yutan2278
22
「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ――。川崎の宿場町で妖怪・火車が次々と人を焼き殺すという怪異が発生。憑きもの落とし・浮雲と薬の行商・土方歳三は、道中で知り合った才谷梅太郎 (実は坂本龍馬) とともに調べをすすめていくと…。引き続き浮雲を。あっという間に読了。面白かった!2024/08/03
とりこ
14
シリーズ7冊目!やっと巡ってきて久々に読めてワクワクした。ただのホラーではなくミステリー。どんどん明らかになっていくのが面白い。時代小説でもある。意外な展開で進んでいくのでどうなるの?の連続だった。最高だった。2025/07/05
みどり
8
京へ向かうことになった浮雲と歳三の1泊目。というか、川崎宿でまた大きな事件に巻き込まれていくお話。幽霊話や因縁話は当然絡んでくるが、その中で「土方歳三」という人間の性についてがっつり触れている。人斬りになりたいわけではない、死合いたいというところなんだろう。まだ先は長そう。2024/03/21
ICHI (atomic)
5
二部1巻 「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ… これぞ二部!面白い!土方の内面がわかる巻にもなっていて闘いもドキドキするものに!赤眼は〇〇の血筋に現れやすい?次巻は単行本だが買わねば…益々面白くなってる2025/01/04
紅羽
5
七作目の浮雲シリーズ、今回は火車がテーマ。土方の心に巣食う闇の部分との葛藤がじわじわと彼を苦しめていく。そんな中に現れた千代という女性。もしも土方が彼女の手を取っていたらどうなっていたのでしょう。今回は浮雲の出番は少なめでした。2023/09/15




