集英社文庫<br> スキマワラシ

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集英社文庫
スキマワラシ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 536p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087444957
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

白いワンピースに、麦わら帽子。
廃ビルに現れる都市伝説の“少女”とは?

古道具店を営む兄と、ときおり古い物に秘められた“記憶”が見える弟。
ある日、ふたりはビルの解体現場で目撃された少女の噂を耳にする。
再開発予定の地方都市を舞台にした、ファンタジックミステリー。

【著者略歴】
恩田陸(おんだ・りく)
一九六四年、宮城県生まれ。九二年に『六番目の小夜子』でデビュー。二〇〇五年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、〇六年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、〇七年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、一七年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞をそれぞれ受賞。近著に『祝祭と予感』『歩道橋シネマ』『ドミノin上海』など。

内容説明

太郎と散多は古道具店を営む兄弟。ものに触れるとそこに宿る記憶が見えるという散多は、古いタイルからこれまでにないほど強烈なイメージを受ける。そこに映し出されたのは幼い頃に亡くした両親の姿だった。タイルと両親にまつわる謎と、廃ビルで目撃された少女の都市伝説が交差するとき、時を越えた物語の扉が開く。兄弟のひと夏の不思議な冒険を描くファンタジックミステリー長編。

著者等紹介

恩田陸[オンダリク]
1964年、宮城県生まれ。早稲田大学卒業。91年に第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった『六番目の小夜子』で、翌92年デビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞、第2回本屋大賞を受賞。06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門を受賞。07年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞を受賞。17年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞、第13回本屋大賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

117
ナツイチで購入して、やっと読めました。SFファンタジーミステリー長編という感じです。散多の触れた物に宿る記憶が見える特殊能力と、スキマワラシの謎がテーマなのはテンポ良く面白く読めましたが、私は申し訳ないが途中からギブアップしていきました。2025/02/01

となりのトウシロウ

115
ナツイチ2024。古道具屋を営む兄・太郎と兄の仕事を手伝いながら古道具屋の店内でバーを開く弟・纐纈散多(こうけつさんた)。散多には特殊な能力ー古い記憶を持った物に触れると、その物に込められた思念が読み取る事ができるーがある。ある時古いタイルに触れた時に亡くなった両親に関わる幻視が現れる。兄弟の両親の隠された謎を解き明かす途中で、白い影としてよぎるスキマワラシは一体何なのか?ノスタルジックな香りのするファンタジーだが、得体の知れない存在は恐ろしさがある。謎が全て回収される訳でもなく微妙な読後感が残る。2024/07/15

ピース

79
なんかフワフワした話だった。散多には不思議な能力のようなものがあるが、それが何なのか分からない。分からないながらも醍醐覇南子との出会いによって大きく展開した。それでもスキマワラシと覇南子との関係とか分からないままのこともあった。分からないことを分からないままにしておくのはいかにも恩田陸らしい。2023/08/06

yamatoshiuruhashi

58
8年ぶりの恩田陸。「ドミノin上海」をポチろうと思ったら本書も出てきて題名に惹かれて同時に購入。ああ、この作家は面白い発想をする反面、時にこんなに読みにくい妙な文章を書く人だったと思い出した。カバー裏の著者の他の作品に「ねじの回転」を見出して妙に納得。設定も斬新だし、座敷童ならぬスキマワラシを描くファンタジィはそれなりに面白い。が、読みにくくノリが悪くて1週間かかってしまった。両親を早くに亡くした兄弟。異常な記憶能力を持つ兄と、特定のモノが持つらしい記憶を観る弟。で、結局何でそうだったの?と不可解なまま。2023/04/05

カブ

55
古道具屋店を営む兄弟太郎と散多のひと夏の不思議な冒険を描くファンタジー。よかった。両親を早くに亡くし、二人で生きてきたんだってことが、両親を渇望し見せた幻のような物語。幼い二人を残して逝った両親の想いも伝わる。2023/09/26

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