集英社文庫<br> 猫君

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集英社文庫
猫君

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087444841
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

茶虎で金目銀目の猫、みかんは江戸・吉原で髪結いをするお香のもとで可愛がられて育ち、まもなく二十年が経とうとしていた。
病の床についたお香は、尻尾が二叉に分かれ、言葉を操り始めたみかんが、やがて人に化ける猫の妖怪「猫又」になる特別な存在だと告げて、この世を去る。
飼い主を取り殺したと疑われ、追われるみかんを助けたのは、先輩猫又の加久楽(かぐら)だった。妓楼の一室に匿われたみかんは、同じ新米猫又の白花(しろか)らと出会い、猫又のあれこれを教えられる。
花のお江戸に隠された六つの陣地に分かれて、陣取り合戦を繰り広げていること。代々の徳川将軍のはからいで、江戸城の中には新米たちが修業する学び舎「猫宿」があること。猫又史にその名を刻む英雄「猫君」の再来が噂されていること……。
加久楽に連れられ猫宿へやってきたみかんは、「猫宿の長」と呼ばれる謎の人物をはじめ、様々な師匠のもと、仲間とともに数々の試練に挑んでいく――
『しゃばけ』の著者が贈る、お江戸ファンタジー開幕!

【著者略歴】
畠中 恵(はたけなか めぐみ)
高知生まれ、名古屋育ち。二〇〇一年『しゃばけ』で第十三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。病弱な若だんなと摩訶不思議な妖たちが様々な事件を解決する同シリーズで二〇一六年、第一回吉川英治文庫賞を受賞。
その他に、揉めごとの裁定をする町名主の跡取りが幼馴染とともに難問奇問に立ち向かう「まんまこと」シリーズ、古道具屋を営む姉弟と、妖怪と化した道具たちが遭遇する事件を描いた「つくもがみ」シリーズ、『うずら大名』『わが殿(上・下)』など著書多数。

内容説明

茶虎で金目銀目の猫みかんは、病に伏せる育ての親から「お前さんは『猫又』になりかかっている」と告げられる。20年生きた猫は、人に化けて言葉を操る妖になるというのだ。先輩猫又によって吉原遊郭に匿われたみかんは、江戸城内に新米猫又の学び舎「猫宿」があると教わる。さらに猫又史の英雄「猫君」の再来が噂されているらしく…。みかんが仲間と共に数々の試練に挑む、お江戸ファンタジー!

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知県生まれ、名古屋育ち。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。16年「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。「まんまこと」シリーズ、「つくもがみ」シリーズなどの江戸もののほか、明治時代を舞台とした「若様」シリーズや、現代が舞台の「佐倉聖の事件簿」シリーズと、幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

50
面白かったです。20年生きた猫は猫又になり、言葉を喋れるようになるという設定に惹かれました。可愛い猫の世界がより可愛く見えます。猫又たちの奮闘が微笑ましい作品でした。2023/08/09

Kanonlicht

49
猫は20年生きると猫又となり、新米たちは江戸城にある学び舎で猫又としての教養を学ぶ、というファンタジー。猫又たちが属する6陣の諍いや、かつてすべての猫又を従えた伝説の猫君など、どことなくハリーポッターを思わせる。が、とにかく健気で一生懸命な新米猫又たちがかわいい。人間と猫又が対立関係でなく共存しているのも猫好きとしてはポイント高し。語られる出来事に対し舞台設定が壮大なので、続編が待ち遠しい。2024/06/27

けやき

41
猫が20年生きるとしっぽが2つに分かれ、猫又になるのだそうだ。徳川家斉の時代に猫又となったみかん達の活躍を描く。織田信長や明智光秀だった猫又が出て来たり、「しゃばけ」でお馴染みの河童の禰々子の名前が出て来たりして、楽しかった。2023/04/14

ちぐりん

35
20年生きた猫は猫又となる。立派な猫又になるために猫宿でたくさんの術を学ぶという。ねこ大好きな私からしたら、もうわくわくしかありません。 新米猫又たちがひとつの部屋に集まり、時間割の書き付けを見ながら真剣な面持ちでいるなんてきゅんきゅんします。 ちらと気になったのは20年生きたわりには新米猫又は子猫みたいに幼いな、と思ったり。うちにいる13歳の黒猫はもうすでにどっしりとした貫禄があるのです🐈‍⬛ 我が家のねこ達も長生きしてぜひ猫又学校に行ってもらいたいです。2024/08/20

31
猫又さんたちのお話 信長が、光秀が…猫又だった!? 面白かった お香さん、みかんはちゃんと猫又になれましたよ。頑張って猫舎でお勉強しています。 仲間もできました。そしてお香さんの事忘れていませんよ。お香さんに、愛された思い出と一緒に今日も元気です! 読み終わったあとふと、そんな事思ってしまいました。2025/03/17

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