集英社文庫<br> ナポレオン〈2〉野望篇

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集英社文庫
ナポレオン〈2〉野望篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 666p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087444100
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

【祝!第24回司馬遼太郎賞(2020年度)受賞】

たった一人の男の野望が、ヨーロッパ全土を震撼させる。
フランスの英雄から、ヨーロッパの覇者へ。
歴史巨編、激動の第2巻!

イタリア遠征でオーストリア軍との戦いに歴史的な勝利を収めたナポレオン。次に向かったのは、古代文明の地・エジプト。イギリスと、その植民地インドとの連絡を断つために、大軍を差し向けた。
灼熱の砂漠を行軍し、華々しい勝利と手痛い敗北を繰り返す中で、彼は知る。イギリスやロシアをはじめとする諸外国が対フランス大同盟を結成し、フランス本国が危機に瀕していることを。
――フランスを救えるのは、俺しかいない。
急遽帰国したナポレオンはクー・デタで国を動かす権力を手に入れ、ついに1804年、34歳で初代フランス皇帝の地位に就く。そして、ヨーロッパ諸国との全面戦争に突入してゆくのだった。


【著者略歴】
佐藤賢一(さとう・けんいち)
1968年山形県鶴岡市生まれ。山形大学教育学部卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞を受賞。2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞。『ハンニバル戦争』『遺訓』『テンプル騎士団』など著書多数。

内容説明

1796年、26歳のナポレオンは、イタリア遠征で数々の歴史的勝利を収める。パリに凱旋し、次に向かったのは、エジプト。灼熱の砂漠を行進し、勝利と敗北を繰り返す中、諸外国による対仏大同盟でフランス本国の危機を知る。急遽帰国した彼は、クー・デタを起こし、ついに初代フランス皇帝になる―。若き将官がヨーロッパの覇者にまで上り詰めた栄達を描く、激動の第2巻!第24回司馬遼太郎賞受賞作。

著者等紹介

佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞、2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』で第24回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

83
ナポレオンの第2巻目でナポレオン一番の興隆期でしょう。さまざまな有名な人物も出てきます。その他にもナポレオンの部下や家族のことなどが本当に詳細に書かれている気がしました。1巻目の表紙も有名ですがこの表紙の絵もサン・ベルナール峠越えの絵で非常に有名です。本当は皇帝にならない方がよかったのでしょうが(わたしの私見)、周りから持ち上げられた部分も大きいのではないかと思います。2022/09/25

おにく

33
エジプト遠征を勝利に導き、一時、占領の危機にさらされたフランスをイギリスとの講和へと導いたナポレオンは英雄と讃えられ、初代皇帝へと上り詰める。その勇気と決断力は誰もが認めるところですが、その内面は、人の上に立つ者の孤独が感じられる。様々な感情に揺れ動きながら、人前では確信をもって命令を発する。そうした姿に、ナポレオンとまではいかなくとも、人を動かす立場の人は大いに賛同できると思う。ただ、皇帝になった後、ナポレオンの心情が徐々に読めなくなっていくのは、彼が周囲を遠ざけ、転落していく前兆なのだろうか? 2022/12/21

まーみーよー

22
まあ面白いのだけど、長い。それぞれエピソードが時系列順に詰め込まれて途中で年表を読んでいる感覚になってしまう。そうなると感情移入ができなくなって眠くなってくる。ナポレオンに関しては人物描写もしっかり描いてあるのにエピソード多すぎだからか?それでも、クーデターやアウステルリッツの戦いあたりは面白く読めているのだが。あと数百ページ、頑張るかと書いている時点で半ば完読の義務感になっているような?2023/01/26

タッキー

15
この巻は、ナポレオンが権力者に。冒頭、まずはエジプト遠征。せっかく学者を連れていくことを書いているなら、ロゼッタストーンの発見も書いて欲しかった 。その後はいろいろあってそれなりに面白いのですが、あまりエピソード的なものがなく、上辺をさあっーとなぞっているだけで、メリハリがないような気がしました。もっと戴冠の場面とか、しっかり書いて欲しかったなあと思いました。藤本ひとみさんのナポレオンの方がここまでは上かと思いますが、最後の転落篇でどうなるか、楽しみです。2022/12/22

Mark X Japan

11
ナポレオンが戦に勝ち続けていきますが、政治的には苦戦しているようです。次巻は、この栄光が最後まで続かないですね。☆:4.02023/02/26

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