出版社内容情報
十津川警部に一年前の女優刺殺犯は夫だと告発書が届く。夫には、四国霊場巡りのアリバイが……。再捜査に挑む長編旅情ミステリー。
内容説明
女優の笠原由紀が東京で殺害される。カメラマンの夫・小笠原が疑われたが、事件当日、鳴門の渦潮を撮影していた。十津川警部は、夫をシロとしたが、捜査は難航。そこへ作家の大下から、犯人は夫だと告発する本が届く。夫のアリバイを証言したお遍路の女性が、借金を返して行方不明になったと書いてあり…。友情と裏切りの罠に翻弄されながらも真相究明に挑む十津川警部の名推理。旅情ミステリー。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年にオール讀物推理小説新人賞、65年に『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、2004年に日本ミステリー文学大賞、19年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリーの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おか
45
表紙絵綺麗なんですけどね〜 出ない(笑)今回の十津川警部役は 高橋秀樹さんかなぁ、渡瀬さんより 鈍い(ごめんなさい)構想はまあ面白いが 途中で読んでる私でも真相が分かってしまうのに、十津川警部さん そんなに人が良くて刑事が務まるのかなぁ と心配になった(笑)2022/06/24
shinchan
17
西村京太郎さんをいきなり初読みしてみました 。トラベルミステリーの流石大御所ですねー! 面白い展開ですし、読み易い内容で十津川警部 の活躍もお見事でした。この小説の感想登録が何と2件しかないのには淋しい限りですねー、、、 。又評価の高い作品を調べて読んでみます。2023/01/12