出版社内容情報
2120年、東京。シビュラシステムによって管理された社会で、監視官、慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフが見つける正義と真実とは。
内容説明
刑事課一係を率いる監視官・慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、真実と正義を巡り決裂してしまう。一方、事件の裏で暗躍してきたインスペクター・梓澤廣一は、厚生省公安局ビルへ単身潜入した。囚人を解き放ち、公安局ビルを占拠した梓澤は、小宮都知事の辞任を要求する。刑事課一係は本部の奪還、そして梓澤との決着をつけるため、動き出した…。シリーズ劇場アニメを小説化!!
著者等紹介
華南恋[カナンレン]
小説家・ゲームライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
27
真実と正義を巡り決裂する灼と炯。一方、事件の裏で暗躍してきたインスペクター梓澤は、厚生省公安局ビルへ単身潜入する映画版ノベライズ。囚人を解き放って公安局ビルを占拠し、小宮都知事辞任を要求する梓澤。刑事課一係は本部奪還、梓澤との決着をつけるため動き出す展開でしたけど、外務省の元執行官たちも絡めながら、霜月や如月、入江、唐之社たちそれぞれの奔走、誘惑に葛藤する炯、梓澤と決着をつけた灼と彼らのチームワークが光りましたね。霜月の胃が痛くなりそうな新体制発足はまた面白くなりそうで、彼らの物語をまた読んでみたいです。2021/10/27
サケ太
16
映像のノベライズ化、という事であればPSYCHOーPASSに外れはないのでは、と思ってしまう。今回は追加情報はあんまりなかったが、人物らの心情が描かれるとやはり違う。梓澤の複雑な人物造形。静火の変化。今後の展開はかなり楽しみ。2021/09/29
keisuke
3
書いたのが吉上亮じゃない時点でわかっちゃいたけど、期待はずれ。ただのノベライズだ。2021/11/11
hayate
1
サイコパス3のノベライズ3作が吉上亮氏だったのに対し、作者が変わった映画版のノベライズ。前作までと比べ若干情報量の少なさが足りないのが物足りない。ただ映像をノベライズするだけだと、脚本的になってしまい、せっかく女王量を多く入れることだけできる小説なのに、勿体ないところ。唯一良かったのは今後のサイコパスがより楽しみになるようなヒキだったということだ。2021/09/28