出版社内容情報
秀才だけど友達ゼロの男子高校生・緑は、人気者の同級生・楯に心奪われ……。愛する喜びと切なさが溢れる、宇宙一ピュアな恋の軌跡。
内容説明
秀才だけど友達ゼロの緑は、同じクラスの人気者・楯が苦手。学校でも家でもひとりの自分とは違い、誰にでも愛されて当然のような彼に、劣等感を刺激されるから。だが、高校三年生の秋、ふとしたきっかけで楯に恋をして…。愛し愛されたいのに愛を信じられない緑と、どんなときも寛容でマイペースな楯。未来東京に生きる二人の男子高校生が描き出す、じれったくもいとおしいピュアな恋の軌跡。
著者等紹介
雪舟えま[ユキフネエマ]
1974年札幌市生まれ。作家、歌人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
miu
14
未来東京。とある男子高校生の恋の物語。男とか女ではなくて、楯が楯だから好きなんだ。人の感情は本来こうあるべきなんじゃないかな。誰からも好かれている楯と家庭環境も悪く、友だちもいない緑。近未来であったとしても、人が人にもつ感情は不変で、恋は尊い。2021/01/24
ふかborn
13
近未来設定が必要かどうなのか謎のままである。個別名称を出したくないとかそんな感じ?近未来設定の候補のひとつとして、容姿端麗で人気者の荻原楯が地球人ではない…というのを想像していたが、全くもって私の妄想だったみたいで、たびたび気を失って夢の旅へ出ていたり、母親に前世での関係を語っていたり、異様に勘が良いとかマジで物語のニュアンス程度であって、「楯は宇宙人もしくは月産まれで実はこの本SF説」をことごとく無にしたのである。いやただ勝手な深読みのせいなのだが。未来の花やしきには、まだメリーゴーランドがあるらしい。2021/02/06
あるぱか
9
「やさどく」定期的に雪舟エマさんの世界に浸りたくなります。今回は高校生男子2人の青春小説。よくよく考えるとBLに分類されるのかもしれませんが、そういうことは考えなく、ただただ少し温かくて優しい空気感を感じました。緑くんと家族の対応がとても好き。2021/12/17
くるり
6
あまーーーい!けど最後の方はほろ苦い。頭の中が好きな人のことでいっぱいになっちゃう緑だけど、ちゃんと自分の核は保ててすごい。つい最近読んだ小説にも「愛することってどんなことだろう」的な問いがあったけど、これもその部類かな。ただ単に甘々なBL小説って感じもするけど、思わず愛について深く考え込んでしまう一面もあってずっと飽きずに読めた。ひらがなが多いやわらかい筆致の小説なので、苦手な人は苦手なのかも。解説を読んで寺地さんの小説も読んでみたくなった。2025/03/08
umico
6
BLに限らず恋愛ものはもうよいかなぁということを再確認。もう完全に母の気持ち。でも李白を誦じたりするのはさすが雪舟さん。未来の設定は…必要だったのかどうなのか。物語全体にキラキラ感と浮遊感は足されていたけど。身体にチップ埋めるの、何か関係あったんかな。2023/09/14
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