内容説明
あるパーティでウエイトレスを務めていたモリーは、客からセクシャルハラスメントを受けた。その場を救ってくれたのが、スペインの銀行家にして公爵のレアンドロだった。長身で、見たこともないほどすてきな男性だ。モリーはその夜、誘われるがままに彼の家で一夜を過ごす。翌朝、彼女はレアンドロの言葉に打ちのめされた。「愛人として君をぼくのそばに置いておきたい」初めての男性にお金で買われた気がして、モリーは憤然と彼の家を飛びだした。■行方知れずだった末の妹が、ついに皆さまの前に姿を現します。9月からお届けしている人気作家リン・グレアムの三部作。最終章にふさわしい力作をお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
4
⭐⭐ウエートレスとスペイン人ヒーロー。ヒーローがヒロインに一目惚れするが、自制するあまりそっけない態度をとったり愛はあげられないとか、公言する。ヒロインは、はっきり物をいう明るい性格なんだけど、両方に魅力を感じなかった。もうちょっとメロメロなヒーローがいいな。2014/09/20
麻琴
2
再読。三部作三作目。前二作品も読了。前半はありがちであまりパッとしない話だと思うけど、貧しいウエイトレスで孤独だったヒロインに生き別れた姉(一作目ヒロインで実業家妻)とロシアの大富豪異父兄(二作目ヒーロー)が現れて対等以上の関係になってからの反省ヒーローが面白くて、ついその辺を中心に何度も読み直してしまう。個人的にはヒーロー捨てて、いい男探せと言いたくなる作品。 ☆32015/10/10
くろうさぎ
1
「裏切られたハネムーン」をやっと読んだので、再読。オフィーリアの母、祖母、モリーの父、ニコライの父、一体誰が一番いけなかったのでしょう・・・?2010/12/19
くろうさぎ
1
シリーズ3作目なのに、前2作を読んでないので、ヒロイン兄姉の話も読まなきゃ・・・・!しかし、、すごい家族を持ったヒーローですね。特に義母!!!嫌な感じ全開でした。しかし、ヒロインがきっぱりした態度で出てるのがよかったですね~~。ヒーローが許しを得ようと出向いてくるものいいです。2010/05/06
MOMO
1
ほんと、金持ちって嫌ねぇ・・・。金持ってる方が正しいって信じてるんだから・・・ドーニャ母ちゃんたら、いくら自分の息子が貧しい女性と結婚するのが嫌だからって、ああいう方法をとるのはどうかと・・・。せめて堂々と手切れ金持って行くんならまだしもさぁ・・・。まぁ、母ちゃんに関しては、惨めな思いで出て行くはずの嫁が、大富豪と共に自家用ヘリで立ち去るという光景を目の当たりにしたとき、さぞかし驚いたろうさ!そん時の顔を見てみたかったわ・・・2010/01/02