出版社内容情報
「サンデー毎日」人気連載がオリジナルカラー文庫に! 旅・酒肴・映画・音楽等々、老いても愉しい居酒屋探訪家の日常を綴る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹城 俊之介
74
「好きなものを極めるって、本当に素晴らしい」 居酒屋を愛し、全国の店を渡り歩いた太田さん。 BS11で第1水曜夜8時から放送中の「新・居酒屋百選」は、そんな太田さんが街や居酒屋を紹介する番組。自然体&ゆったりした語り口の太田さんですが、町や人、居酒屋や酒を語るその言葉・目線に感じる強烈な愛。長く長く何かを愛してきた人だけが醸し出すその様子に惚れて、視聴してます。 そんな太田さんは本にも愛が溢れてます。読んでてこんなに酒が飲みたくなるなんて! 街、人、酒、店、音楽、全部が素敵に思えた一冊でした。2022/02/03
のぶ
73
居酒屋探訪家の太田さんのライフスタイルが詰まった一冊だった。自分は太田さんのファンなので、多くの著書を読み、テレビの番組も観ているが、その粋な姿に憧れているが、本書でもそれを再確認できた。タイトルにある通り、旅と居酒屋の話、酒を飲むときの流儀など読んでいて面白い。そして若い時、松本から上京し大学を経て、資生堂のデザイナーになった経緯。そしてお酒以外の愉しみ。映画や芝居の事も盛り沢山に語られていて、改めて太田さんを好きになった。太田さんを知らない人もこの本を読むと、きっとお気に入りになると思います。2020/06/16
フク
16
太田和彦のエッセイ。ツイー......と読める。 写真がうまい。食べ物の写真は特にうまい。2021/01/31
DEE
12
まさに太田さんというエッセイ集。でも書き方は椎名誠の影響を多々感じさせる。 いい酒飲んでいい歳の取り方をしてる。 テレビで観ていても飲み方が綺麗だし、あまり喋らないのもいい。 昼間なのに日本酒が飲みたくなるのが困りもの。2020/10/10
Tommy おぢさん
5
ツィー こればっかりだけでなく、仲良しの椎名誠からパクった「わしわし」もよく出てきますな。信州に行きたくなるし、「生涯の飲酒計画」のくだりには感じるものがあったけど、 政治の話にはチョッコシ減点 酒飲みのエッセイにはあんまり関係無いやん。 2020/06/21
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- 和書
- 肩こりには脇もみが効く