出版社内容情報
小さくとも、したたかに、抗っていく――。出版社「ころから」戦記!
近年、小規模で個性的な「ひとり出版社」が注目を集めている。だが、2013年創立の出版社「ころから」にはフォロワー(追随する者)がいないと業界では評判だ。
その独自性の源泉はどこにあるのか。「ころから」の本の制作過程をはじめ、経営の仕方、本を取り巻く環境を伝えるのと同時に、ヘイト本が蔓延する書店とそうした社会の現状をいかに動かし、転がしていくかを考えていく。社会がヘイトの空気に覆われた2010年代以降、その暗雲を吹き払うために、そしてタフに生き抜くために、知恵を絞った者たちの闘いの記録。
[推薦]
武田砂鉄さん(ライター)「よりどころのない社会で、よりどころとなる本を作る人」
福嶋聡さん(丸善ジュンク堂書店)「木瀬さんのたちの『NOヘイト!』が無かったら、ぼくのこの10年の書店人生は、違ったものだったろう。本に携わる幾人もの思いと行動の連鎖が、世界を変える。希望を、諦めない」
◆目次◆
第1章 ヘイトに抗う
第2章 スモール&タフ
第3章 ころからのある社会
◆著者略歴◆
木瀬貴吉(きせ たかよし)
1967年滋賀県生まれ、出版社「ころから」代表。早稲田大学第二文学部中退。1991年からNGOピースボートに勤め2004年に退職。地域紙記者を経て、2008年に出版業界へ。2013年に二人の仲間とともに「ころから」を設立。加藤直樹『九月、東京の路上で』、永野三智『みな、やっとの思いで坂をのぼる』、ソン・アラム『大邸の夜、ソウルの夜』など、これまでに約80冊の本を刊行。
【目次】
内容説明
近年、小規模で個性的な「ひとり出版社」が注目を集めている。だが、二〇一三年創立の出版社「ころから」にはフォロワー(追随する者)がいないと業界では評判だ。その独自性の源泉はどこにあるのか。「ころから」の本の制作過程をはじめ、経営の仕方、本を取り巻く環境を伝えるのと同時に、ヘイト本が蔓延する書店とそうした社会の現状をいかに動かし、転がしていくかを考えていく。社会がヘイトの空気に覆われた二〇一〇年代以降、その暗雲を吹き払うために、そしてタフに生き抜くために、知恵を絞った者たちの闘いの記録。
目次
第一章 ヘイトに抗う(爆発的な売れ行きとなった『九月、東京の路上で』;お蔵入り寸前だった『花ばぁば』;推敲について考えた『みな、やっとの思いで坂をのぼる』;マンガ表現を教えられた『沸点』;原著とまったく異なる装丁にした『大邱の夜、ソウルの夜』;「分からない」と評された『奴らを通すな!』;「いきする本だな」の立ち上げ;コラボ「KGB」;本はハサミとノリがあればできる!?)
第二章 スモール&タフ(出版はフェアな業界?;重版こわい;持続可能性としての「直取引」;ファクス営業が最強!?;社名とロゴ;「日傘理論」で借金恐れるなかれ;製品テストとしての書評;『NOヘイト!』広告にノーを突きつけられて)
第三章 ころからのある社会(いい本屋とは;「書店は言論のアリーナ」に反論する;ヘイトスピーチに対して「ものさし」を持つ;いま図書館に求めること;「表現の自由」はなんのため?;隣に聴こえる声で)
著者等紹介
木瀬貴吉[キセタカヨシ]
1967年滋賀県生まれ、出版社「ころから」代表。早稲田大学第二文学部中退。1991年からNGOピースボートに勤め2004年に退職。地域紙記者を経て、2008年に出版業界へ。2013年に二人の仲間とともに「ころから」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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