出版社内容情報
「諦めなかったことだけが実現する」。
世界が注目する建築家が初めて明かす、その半生と仕事術!
タブーを打ち破り、課題を乗り越え、「波」をつかむ極意とは――。
万博パビリオン、東急歌舞伎町タワーなど次々と話題の設計・デザインを手がけ、今、もっとも世界的に注目されている建築家による初の新書。
自身の半生を辿るとともに、手がけた作品やプロジェクトにまつわる知られざるエピソードをドキュメンタリー的に綴る。
独自のダイナミックな建築論、過去から現在、そして未来をつなげる都市論であると同時に、タブーを打ち破りながらプロフェッショナルであり続けるための仕事論としても役に立つ。
著者をよく知る研究者や企業人が横顔を語る貴重なコラムも収録。
【目次】
はじめに
第一章 物語をつくる
[コラムI:永山國昭]
第二章 建築の道を進む
[コラムII:杉浦久子]
第三章 来た波をつかむ
[コラムIII:丸 恭子]
第四章 課題を乗り越える
[コラムIV:荻野いづみ]
第五章 建築を信じる
[コラムV:宮地 純]
第六章 未来を思い描く
[コラムVI:田中 仁]
おわりに
【著者プロフィール】
建築家。
1975年、東京生まれ。1998年、昭和女子大学生活美学科卒業。
青木淳建築計画事務所を経て「永山祐子建築設計」設立。
主な作品に〈ルイ・ヴィトン大丸京都店〉〈豊島横尾館〉〈JINS PARK前橋〉〈ドバイ国際博覧会 日本館〉〈東急歌舞伎町タワー〉〈大阪・関西万博〉のパビリオンなど。
日本建築家協会JIA新人賞、WAF2022優秀賞ほか受賞歴多数。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
schole
0
万博のパビリオンや歌舞伎町タワーで知られている建築家の聞き書による自伝。青木淳事務所後に手がけた京都LVの偏光板を使ったアイデアは何度も読んだ記憶があり、その後の作品も所々で目にしていたので知ってはいたが、両親の影響、特に研究者の父親から影響を受けた実験を通じて自分のアイデアを実現させる力があるとわかる。また、事務所の初期のメンバーやクライアントが著者の人となりを書いており、新書という限られた紙面でも作者のキャラクターを別の角度から浮かび上がらせることに成功している。2025/08/20
yakka
0
著者に興味があったのでジャケ買い、しかし建築業界の現実的側面が多く、期待していた建築、設計の面白さは得られなかった。 また模型とかを重視しているという割に、挿絵が一切なくてどういうつもりなんだろうか?と思ってしまう。デザインの内容を文章だけで表現しているからいまいちピンとこない。結局著者の履歴書を見せられただけの残念なものだった。2025/08/11
-
- 洋書
- Fig