集英社新書<br> ヤング中高年―人生100年時代のメンタルヘルス

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集英社新書
ヤング中高年―人生100年時代のメンタルヘルス

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087212310
  • NDC分類 493.79
  • Cコード C0230

出版社内容情報

まだまだ若いと時代に抗う“ヤング中高年"。
彼らのこころが危ない

人生100年時代、世間では50~60代はまだまだ「若い」と言われる。
この年代は、職場では第一線として働き続ける一方で、さまざまなハラスメントに配慮しながら難しい管理業務も こなさなければならない。
日に日に感じる体力とモチベーションの低下……。
そして仕事を離れても、家庭では介護問題やローンなどの金銭的負担が伸し掛かる。
このように、まだ若いと時代に抗う“ヤング中高年"は、公私ともにストレスを抱え、こころを病んでしまう人が多い。
本書では、彼らのメンタルを守りポジティブに生きる方法を、日本のメンタルヘルス予防研究の第一人者が詳細に紹介する。

【目次】
はじめに
第1章 ヤング中高年の困惑
第2章 日本のメンタルヘルス対策の現状
第3章 メンタルヘルス問題のプリベンション(予防)
第4章 メンタルヘルス・プロモーション─こころのABC活動
第5章 その他のメンタルヘルス・プロモーション
第6章 メンタルヘルス・プロモーション活動を習慣化させる
第7章 まわりの人のメンタルヘルスをよくする
第8章 コロナ禍におけるメンタルヘルス・プロモーション
おわりに

(本文より)
世間では、人生100年時代、50~60代はまだまだ若いと言われていますが、この年代では体力・気力が低下するだけでなく、こころをともに「病む」人が多くなっています。
仕事への動機づけも高く、自分はまだ「できる」と感じている一方で、部下を持ち、難しい管理業務をこなさなければなりません。
また、介護や家庭の問題、ローンなどの金銭的負担ものしかかり、公私ともにストレスを抱える人が増えています。
本書では、そんなヤング中高年のこころを守り、ポジティブに生きる術を教授するつもりです。
自分のことを知り、自分のメンタルヘルスをよくすることと併せて、自分とつながる他者のメンタルヘルスをよくする方法も知り、日常生活に活かしていただきたい、これが私の望みです。

【著者プロフィール】
竹中晃二(たけなか こうじ)
一九五二年生まれ。
早稲田大学人間科学学術院教授。
Doctor of Education(ボストン大学)、博士(心理学)(九州大学)。
早稲田大学教育学部卒業、ボストン大学大学院修士・博士課程修了。
専門は健康心理学、応用健康科学。
著書に『ストレスマネジメント―「これまで」と「これから」―』『アクティブ・ライフスタイルの構築―身体活動・運動の行動変容研究―』など多数。

内容説明

人生一〇〇年時代、世間では五〇~六〇代はまだまだ「若い」と言われる。この年代は、職場では第一線として働き続ける一方で、さまざまなハラスメントに配慮しながら難しい管理業務もこなさなければならない。日に日に感じる体力とモチベーションの低下…。そして仕事を離れても、家庭では介護問題やローンなどの金銭的負担が伸し掛かる。このように、自分はまだ若いと時代に抗う“ヤング中高年”は、公私ともにストレスを抱え、こころを病んでしまう人が多い。本書では、彼らのメンタルを守りポジティブに生きる方法を、日本のメンタルヘルス予防研究の第一人者が詳細に紹介する。

目次

第1章 ヤング中高年の困惑
第2章 日本のメンタルヘルス対策の現状
第3章 メンタルヘルス問題のプリベンション(予防)
第4章 メンタルヘルス・プロモーション―こころのABC活動
第5章 その他のメンタルヘルス・プロモーション
第6章 メンタルヘルス・プロモーション活動を習慣化させる
第7章 まわりの人のメンタルヘルスをよくする
第8章 コロナ禍におけるメンタルヘルス・プロモーション

著者等紹介

竹中晃二[タケナカコウジ]
1952年生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授。Doctor of Education(ボストン大学)、博士(心理学)(九州大学)。早稲田大学教育学部卒業、ボストン大学大学院修士・博士課程修了。専門は健康心理学、応用健康科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
世間ではまだまだ「若い」と言われる50~60代。職場では第一線として働き続ける一方で、様々なハラスメントに配慮しながら、難しい管理業務もこなさなければならないこの年代のメンタルヘルスについて語る一冊。意識が変わった部下への指導、メンタル不調者への対応、激変する管理職の役割、急速な技術革新、一方で仕事を離れても家庭では介護問題やローンなどの金銭的負担があったりで、こころを病んでしまう人も多い年代で、メンタルを守るために生きがいなどを育てて、ポジティブに生きる方法を見出す必要性は確かにあるのかなと感じました。2022/11/03

coldsurgeon

9
世代に関係なく、メンタルヘルス問題は存在し、それについて書かれている。メンタルヘルスに問題を生じる人の増加が社会問題となっているが、いわゆるストレスチェック制度は、一次予防ではなく、二次予防だという。では、一次予防を幅広くやればいいかというと、それでは問題を生じない人(判定はできないが)には何の効果もなく、全体での評価ができない。そこでメンタルヘルスプロモーションにより、ポジティブメンタルヘルス、つまり生きがいや幸福感などの快感情を育てる活動をするとよい、と主張する。おおむね同意できる内容だった。2022/10/12

kim

1
イライラの内容が脅威、つまり自分にとって要求度が高すぎると見積もったり、また、自分への関係性が高いと評価したりすれば、その刺激や要求をストレッサとみなすことになる。セルフエフィカシー。趣味は自分が得意なことを行うことで、できると言う感覚が強化され、別の対象に対しても不安を低減させる効果がある。運動習慣を身に付けた人は、そうでない人と比べて予期しない。突発的な出来事に対して生理反応の回復を早めることができ、日常のストレス生の累積によって生じる高血圧などの症状に発展する可能性を減らすことができる。2022/09/25

コウみん

1
50~60代とは様々な立場になっている。彼らは会社では大先輩でご両親の介護とか子供の将来問題などいろんな悩みを抱えている。そして、長く続いているコロナで心を病んでいる人も結構いると思う。 そこで、この本ではメンタルヘルスの重要性について書いてある。2022/11/18

ひ※ろ

0
★★★☆☆2023/02/17

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