集英社新書<br> 都市は文化(アート)でよみがえる

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集英社新書
都市は文化(アート)でよみがえる

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210941
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0230

出版社内容情報

文化(アート)は都市再生に多大な影響を与えるものである。
しかし、アート単独、特に現代アートによる地域復興には限界がある。
アトラクティブな美術館の建設やアートイベントは一時的な集客であり、その地に住む人々にとって真に魅力的な地域となるかは別問題だ。
都市の再生や復興は、もともとそこにある文化や歴史、人々の営みを無視して成すことはできない。
本書では、金沢、岡山・瀬戸内エリア、前橋、大阪、ヨーロッパ、香港など、国内外のケースを参考にしながら、アートと都市の関係性を考える。
現代美術家の会田誠、フランスの元文化大臣ジャック・ラングとの対談も収録。

■目次
序 章 アートと都市の関係性
第一章 美術館や現代美術を媒介者として存在させる――金沢
第二章 文化を用いて都市や地域の再生を実現
――ドイツ(エムシャー川流域)・スペイン(ビルバオ)・フランス(ナント)
第三章 「芸術は日々の一挙手一投足と同化したものでなければならない」
――ジャック・ラング×大林剛郎 対談
第四章 文化が都市に不可欠であることを市民が共有する――香港
第五章 民間と公共の連携で現代アートを都市に取り込む――岡山・瀬戸内
第六章 都市も「なるがままに任せよ」――会田誠×大林剛郎 対談
終 章 文化都市としての未来を考える――前橋・大阪

■著者プロフィール
大林 剛郎(おおばやし たけお)
公益財団法人大林財団理事長。株式会社大林組代表取締役会長。
慶應義塾大学卒業後、一九七七年、株式会社大林組入社。二〇〇九年会長に就任。
森美術館理事、原美術館評議員、パリ・ポンピドゥー・センター日本友の会代表、
英国テート美術館およびニューヨーク近代美術館(MoMA)のインターナショナル・カウンシル・メンバーを務める。
現代アートのコレクターとしても有名。

内容説明

文化(アート)は都市再生に多大な影響を与えるものである。しかし、アート単独、特に現代アートによる地域復興には限界がある。アトラクティブな美術館の建設やアートイベントは一時的な集客であり、その地に住む人々にとって真に魅力的な地域となるかは別問題だ。都市の再生や復興は、もともとそこにある文化や歴史、人々の営みを無視して成すことはできない。本書では、金沢、岡山・瀬戸内エリア、前橋、大阪、ヨーロッパ、香港など、国内外のケースを参考にしながら、アートと都市の関係性を考える。現代美術家の会田誠、フランスの元文化大臣ジャック・ラングとの対談も収録。

目次

序章 アートと都市の関係性
第1章 美術館や現代美術を媒介者として存在させる―金沢
第2章 文化を用いて都市や地域の再生を実現―ドイツ(エムシャー川流域)・スペイン(ビルバオ)・フランス(ナント)
第3章 「芸術は日々の一挙手一投足と同化したものでなければならない」―ジャック・ラング×大林剛郎対談
第4章 文化が都市に不可欠であることを市民が共有する―香港
第5章 民間と公共の連携で現代アートを都市に取り込む―岡山・瀬戸内
第6章 都市も「なるがままに任せよ」―会田誠×大林剛郎対談
終章 文化都市としての未来を考える―前橋・大阪

著者等紹介

大林剛郎[オオバヤシタケオ]
公益財団法人大林財団理事長。株式会社大林組代表取締役会長。慶應義塾大学卒業後、1977年、株式会社大林組入社。2009年会長に就任。森美術館理事、原美術館評議員、パリ・ポンピドゥー・センター日本友の会代表、英国テート美術館およびニューヨーク近代美術館(MoMA)のインターナショナル・カウンシル・メンバーを務める。現代アートのコレクターとしても有名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スプリント

8
大林組の会長による都市を再生するアートの可能性について書かれた本です。会田誠やフランスの元文化大臣との対談も掲載されています。2019/12/31

サカモトマコト(きょろちゃん)

1
文化、アートによる都市の活性化について書かれた本。 金沢市などの日本の地方都市の取り組みやスペインのビルバオのようなかつては工業で栄えその後衰退したもののアートなどを活用し観光都市として再生した海外の事例などが紹介されています。 この本で紹介されている街に行ってみたいと思いました。2020/09/11

よし

1
文化の力で地方都市の再生を図った世界各地の事例を紹介した本。著者の大林剛郎さんは大林財団理事長兼大林組会長。大林財団は2000年から大林賞を設け、そうした都市再生を推進した人たちを顕彰しているとのこと。岡山・瀬戸内の取組の章での「観光資源としての瀬戸内海の景観と文化事業を組み合わせ、地域全体でそれらを積極的に活用する枠組みをつくっていく(中略)それが可能なのは、フットワークが軽く、柔軟に対応できる民間の組織なのです。」といった指摘はなるぼどと思いました。大林さんと会田誠さんの対談なども興味深かったです。2020/04/09

0
金沢の21世紀美術館のプロジェクトにおける、美術館の脱権威化の意識、街に寄り添い慕われる施設を目指している点が印象的だった。スペインのサンセバスチャンでの美食の街起こしも、伝統に創造性を加えつつ発表や公開の要素も加えながら発展させていく手法が興味深く感じた。2021/01/01

Rollin'

0
アートによる地域活性化については、近年多くの研究がある。しかしながら、アートの効能的な話は無批判に信奉されていて、文化的活性化の手法にばかり注目されているように思う。確かに、都市再生は経済発展ばかりではないが、文化の活性化はそれを享受できる人たちが必要だ。そうした目に見えないものに投資できるのは、行政ではなく大林組の会長のような人たちなのだろうが、文化に対して可処分所得のある中産階級が減少している日本社会で、簡単にアートによる都市再生を語ることは難しいのではないかと感じた。2020/01/15

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