出版社内容情報
TPP FTA 自由貿易 トランプ EU ポピュリズム 長期停滞論 金融緩和 財政出動 ナチス 全体主義 世界大恐慌 ポランニー ケインズ ガルブレイス 不確実性 主権 日米同盟 AIIB 中国 習近平 一帯一路マッキンダー ロシア 成長率 GDP
内容説明
国境を越えた人・モノ・カネの動きが鈍ってきた。英国EU離脱やトランプ現象、ルペンの躍進など、反グローバリズムを旗印にしたポピュリズムの嵐も吹き荒れている。グローバル化がいよいよ終わるのだ。しかし、残されたのはグローバル化によって引き裂かれた国民と社会の分断だ。そこから始まる悲劇とは?いまだグローバル化への幻想から覚めない日本の運命は?気鋭の論客ふたりが文明の危機の時代の本質に切り込む!
目次
第1章 「怒りの政治」が世界を覆う(「怒りの政治」がグローバル化に終止符を打つ;脱グローバル化の再来はポラニーで「読めた」 ほか)
第2章 EU離脱は国民主権の回復(脱グローバル化の嵐が欧州を吹き荒れる;「規制の帝国」への反発 ほか)
第3章 真の冷戦終結で日本はどうなるか(本当の意味での冷戦の終結;アメリカにとっての主権の制約は安全保障条約 ほか)
第4章 悲劇の時代に何をなすべきか(帰ってきた長期停滞論;ハンセンの予言はなぜ外れたのか ほか)
著者等紹介
中野剛志[ナカノタケシ]
評論家。元・京都大学大学院工学研究科准教授。エディンバラ大学大学院にて政治思想を専攻し、博士号取得
柴山桂太[シバヤマケイタ]
京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専門は経済思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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