集英社新書<br> ブームをつくる―人がみずから動く仕組み

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集英社新書
ブームをつくる―人がみずから動く仕組み

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208191
  • NDC分類 674
  • Cコード C0230

出版社内容情報

うどん県やひこにゃんなどのPRを多数手がけ成功に導いてきたPRプロデューサーが、予算も実績もないブランドや商品を、いかにして社会的な「ブーム」や「文化」に導いていくかというプロセスを解説。

内容説明

「うどん県」や「ひこにゃん」など数々の地方PRを成功に導いてきた“国民的ブームの仕掛け人”が、自身がこれまでに手掛けた事例を挙げ、独自のノウハウを公開。予算も実績もないブランドや商品を、社会的な「ブーム」や「文化」に導いていくプロセスを詳細に解説する。時代の読み方、消費者が共感するメッセージの発信方法、低予算で最大効果を狙う戦略など、PR業界のみならず、すべての働く人々に役立つ、具体的かつ実践的な“人を動かす”技術を明らかにする。

目次

第1章 人が自ら動く―PRにおける「ムーブメント思考」とは何か(私が考えるPRの最終目標;マイブームからムーブメントへ ほか)
第2章 個人の単位から社会的な動きへ(二〇〇万人という臨界点;人々が次に何を求めるか? ほか)
第3章 クライアントを納得させるプレゼン術(地方に蔓延している“間違った常識”;本当の「地方創生」に必要なこと ほか)
第4章 メディアを動かす(プレスリリースの「5W1H」と「YTT」;その言葉に「ニュース性」はあるか? ほか)
第5章 狙いどおりに永続的に動かす(理想は「永続性を生むPR」;伝統が永続性を生む ほか)

著者等紹介

殿村美樹[トノムラミキ]
PRプロデューサー。株式会社TMオフィス代表取締役。同志社大学大学院ビジネス研究科「地域ブランド戦略」教員。関西大学社会学部「広報論」講師。「うどん県」や「ひこにゃん」など、これまでに地方PRを二五〇〇件以上手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

65
「ひこにゃん」「今年の漢字」「佐世保バーガー」「うどん県」などをヒットに導いた仕掛人の書。さらっと読めるが良書。広報や企画を担当する人にも、ぜひおススメしたい。2016/04/02

佐島楓

56
「うどん県」や「ひこにゃん」を手掛けたPRプロデューサーの著書。ブームにとどまらない、永続的な文化に発展するPRをしていきたいという理念に共感できた。情報が大量に流入し、忘れ去られていく社会になったからこそ、個人に情報を届けることを大切にしていきたい・・・ごもっとも。2016/05/01

犬こ

18
筆者は、うどん県、ひこにゃん、佐世保バーガーなどのPRを手掛けました。PRと広告は違う。PRの方が仕掛けていくものだの言葉にハッと気づかされました。地方PRは、都会側から見たを地場産業としてアピールしがちですが、そうではないと。気付きがいろいろありました。2017/07/02

tolucky1962

14
PRのプロによる指南書。仕事一般に適用できそうな内容。個人をコアとした営業展開、事実の基づいた情報提供、チーム内の人間関係の把握、相手をリスペクトし受け入れながら提案を通すなど。2017/02/26

しゅわ

11
ターゲットの設定、PRで陥りやすい失敗、そもそもPRとは何かなど、わかりやすい言葉で書かれていました。2016/10/28

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