出版社内容情報
少子化対策に目覚しい成果をあげて全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている長野県下條村など、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材した、希望のルポルタージュ。
内容説明
少子高齢化と人口減少により「地方消滅」が叫ばれて久しい。そんな中、長野県下伊那郡下條村は、全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている。少子化対策に目覚ましい成果をあげてきたからだ。「陸の孤島」と揶揄される人口約四〇〇〇人の山村が、一九九八~二〇〇二年の五年間平均出生率で長野県トップを記録。現在でも、全国平均一・四三人を上回る一・八八人(二〇一三年)と、トップクラスの高い出生率を誇る。その秘密はどこにあるのか?この下條村を中心に、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材。この先の社会に光を点す、希望のルポルタージュである。
目次
第1章 奇跡の村「下條村」(下條村・序論;カリスマ村長;意識改革;資材支給事業;若者定住策;下條村の今)
第2章 消滅可能性ナンバーワン?「南牧村」を訪ねて(南牧村の今と昔;成果なき活性化策;古民家バンク;移住者たち;元気な高齢者)
第3章 人をつなげる役場職員「旧・藤野町」(元女性町議の回想;様々な新住民;「藤野町」の消滅;トランジション・タウン;ヒューマンパワースポット)
著者等紹介
相川俊英[アイカワトシヒデ]
1956年群馬県生まれ。地方自治ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒業後、放送記者、フリージャーナリストを経て、97年から「週刊ダイヤモンド」委嘱記者。99年からテレビ朝日系「サンデープロジェクト」の番組ブレーンを務め、自治体関連の企画・取材・レポートを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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