集英社新書<br> ニュートリノでわかる宇宙・素粒子の謎

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集英社新書
ニュートリノでわかる宇宙・素粒子の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087207071
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C0242

出版社内容情報

宇宙の仕組みや誕生の謎を解き明かすニュートリノ。その魅力と物理学の最先端で行われているスリリングな実験の全容を、ノーベル物理学賞の最右翼と目される著者が明らかにする入門書。

内容説明

無限の広がりを持つ宇宙と、極小を描き出した素粒子の世界。両者が実は密接に関連する様子を明らかにした宇宙物理学にあって、ニュートリノは宇宙創生の謎を解く最も重要な役割を担っている。「身の回りにおびただしい数が存在しているのに、未だ捕まえることのできた数はごく僅かである」「飛んでいる間に次々と別のタイプに変化する」…数ある素粒子の中でも、異彩を放つニュートリノ。ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊に続き、著者は研究を主導し「ニュートリノ振動」などの世界的難問を解決した。第一人者が、最新の素粒子物理学とそのスリリングな実験現場を、数式を使わずにわかリやすく解説する。

目次

第1章 ニュートリノとは何か(「理論」と「実験」は物理学の両輪;ニュートリノの存在は湯川秀樹博士の「中間子理論」の五年前に予言された ほか)
第2章 「ニュートリノ天文学」の扉を開いたカミオカンデ実験(ニュートリノ検出実験に求められる三つの基本条件;候補地の釜石と恵那山トンネルを断念して神岡へ ほか)
第3章 ニュートリノに質量はあるのか―スーパーカミオカンデとカムランドの功績(太陽ニュートリノの欠損問題;欠損は太陽内部の異常なのか、ニュートリノ自体の性質なのか ほか)
第4章 素粒子の統一と宇宙誕生の謎(「標準理論」に含まれる一七種類の素粒子;「左巻き」しか発見されていないニュートリノ ほか)
第5章 これからのニュートリノ研究(「消えた反物質」の謎;「CP対称性の破れ」と小林・益川理論 ほか)

著者等紹介

鈴木厚人[スズキアツト]
素粒子・ニュートリノ物理学者。1946年新潟県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了(理学博士)。東北大学教授、附属ニュートリノ科学研究センター長、東北大学副学長などを経て、2006年より高エネルギー加速器研究機構機構長。仁科記念賞・紫綬褒章・学士院賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

9
謎であるということは分かった。2014/01/31

たびねこ

6
極微の世界の素粒子が、極大の宇宙の生成の謎を握る。読み進みうち、素粒子が、したたかな生き物のように見えてくる。物理学者がミステリー作家のように思えてくる。わが知力レベルでは、難解な場面がしばしばありましたが、「背伸び」して読んでよかった。2013/11/01

bouhito

5
ニュートリノとは、つまりニュートラルから来ているらしい。ほかの物質と反応しないからこそ、捉えづらく、それゆえ、宇宙の奥底からさまざまな情報を我々に届けてくれる。高エネ研の仕事(加速器)について、わかりやすく説明してあったのが嬉しい。また岩手にできる予定のILCにも触れてあり、なぜILCが直線でなければならないのかということと、これまでの加速器と異なり素粒子同士をぶつけることでヒッグス粒子の研究にも役立つということがわかりやすく述べられていた。2016/11/03

5〇5

3
素粒子の一つであるニュートリノ研究の今が解説される。物質の基本構造であるミクロの世界からマクロの世界である宇宙の起源に連動するのが興味深い。本文中の「ウロボロスの蛇」の図が象徴的。2014/01/22

Shiki Magata-ma

2
面白! ニュートリノってだけで今の第一線の話題のほぼすべてに絡んでくるし、実験へのいろいろな立場の動きや実験者の躍動がよくわかる。 とくに82ページ。2017/08/28

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