出版社内容情報
高倉健らトップ映画人の貴重な証言集!
高倉健、山田洋次、栗原小巻、佐藤純彌ら邦画界トップの俳優、映画監督たちの中国像と体験を検証。中国の話題のみならず、従来のインタビューには見られない戦後映画史の貴重な証言が満載の一冊。
内容説明
高倉健、佐藤純彌、栗原小巻、山田洋次ら邦画界トップクラスの俳優、映画監督たちの中国との交流を気鋭の中国人映画研究者がインタビュー。高倉健の内田吐夢監督の思い出、父や幼少期の話、佐藤監督の人民解放軍との共同作業の逸話、栗原小巻の日中文化交流活動、山田監督の敗戦後の満州での生活のエピソードなど、初めて語られる貴重な証言が満載。また、戦時中中国戦線へ従軍した経験を持つ名匠木下惠介監督の知られざる功績にも光をあてる。
目次
第1章 高倉健(宋公館の幽霊;父と満州 ほか)
第2章 佐藤純彌(『君よ憤怒の河を渉れ』は半数以上の中国人が観た;やくざ映画をもってやくざを否定する ほか)
第3章 栗原小巻(デビュー作で中国人女性を演じた;山本薩夫監督と『戦争と人間』 ほか)
第4章 山田洋次(幻の『男はつらいよ大連旅情』;野球少年陳君 ほか)
第5章 木下惠介(木下惠介と中国;木下惠介関係者インタビュー)
著者等紹介
劉文兵[リュウブンペイ]
1967年中国山東省生まれ。日本映画研究者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員を経て、東京大学大学院学術研究員、早稲田大学、専修大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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