集英社新書<br> 主婦パート 最大の非正規雇用

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集英社新書
主婦パート 最大の非正規雇用

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087205282
  • NDC分類 366.38
  • Cコード C0236

内容説明

日本最大の非正規雇用、800万人の主婦パートタイマーが壊れる!「サラリーマンの夫に扶養されている、お気楽な短時間ワーカー」という像は過去のもの。企業から正社員なみの貢献を求められているにもかかわらず、歪んだ社会保障制度の作り上げた低賃金・低待遇は放置され、彼女たちは疲弊していくばかりだ。日本の企業と家庭を下支えしている主婦パートの苦境を無視したときに起きる、この社会の危機とは?その危機を避けるための処方箋とはなにか?主婦パートという「見えざる存在」に初めて光を当てる警告の書。

目次

第1章 主婦パートを誤解するな
第2章 主婦パート職場は「アリ地獄」
第3章 「アリ地獄」型雇用は官民合作
第4章 正社員なみの働きを求める「基幹化」時代
第5章 負担増加の家事・育児
第6章 「主婦パート・ショック」が家庭を襲う
第7章 「つけ込み」の代償を払う企業
第8章 「パートタイム社員」創設を

著者等紹介

本田一成[ホンダカズナリ]
1965年、愛知県生まれ。国学院大学経済学部教授。博士(経営学)。専攻分野はスーパーマーケット、ファミリーレストランなどのサービス産業における人的資源管理、組織行動、労使関係。元全国スーパーマーケット協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

pom

5
様々なデータを提示し、主婦パートを論じてあった。以前は正社員の仕事を補助する影の薄い存在であったが、現在その仕事は基幹化している。正社員との大きな格差があっても「発言力」をもっていないパートはいくら大きな集団になっても無力であり続け企業は安心してつけ込む。また主婦パートの夫は28分しか家事をせずそれを妻になすりつける傾向が顕著。パートが仕事を代行すれば正社員は現場でスキルを磨かない。指摘があまりにその通りすぎて読んでて苦しくなった。著者はパート社員の導入を提案するが目先の利益しか考えないうちの経営者はダメ2016/03/04

銀木犀

3
目の付け所がすばらしい。今まで、非正規雇用を考える=フリーター若者論となることがほとんどで、ここは飛ばして語られることが多かった。パート主婦の人たちを見ていると、103万以下に抑えるために出勤を調整したりしていて必ずしも力を発揮できていない。本人が望む場合もあるけど、税制その他でそうせざるを得ないというのはもったいない。それを利用して安価でこき使ったりすることは、主婦以外の非正規雇用にも悪影響を与えると思う。今は夫がいて安泰とは限らないわけで、能力を発揮したい人は正当な対価をもらってできるようにしないと。2010/10/31

Abdiel

3
「家計補助」から「生活維持」へと就労の動機が変化した現在、主婦パートはもはや夫に養われながらお小遣い稼ぎをする存在ではない。企業からは基幹化され正社員並みの労働を期待され、家庭では短時間労働なのだからと家事育児を一手に任される。負担が増大し2方向からのストレスを抱える主婦パートは、企業の生産性を低下させたり、家庭では少子化や虐待などの問題をはらむ危険性を持っている。スーパーなどではありふれた状況を描いているに過ぎないが、見過ごされがちな主婦パートという働き方にスポットを当てたという点で希少な本。2010/03/25

まなびと

3
パートという低賃金で、正社員なみの働き方をする主婦。この問題を放置しておくと、「パートの値段でこんなに仕事ができるのだから」と正社員の賃金も下がる恐れが。同一労働同一賃金になる日はいつなんでしょうか?パートの方がWMより保育の機会に恵まれず、夫との賃金格差から家事や育児を押し付けられがちっていうのもなるほどー。でした。2010/02/13

kuroari

2
変化した時代とその変化についていけていない社会保証制度のねじれによって、働く場所も時間も制限された主婦達が、その弱みを企業に「つけ込まれ」夫に家事を「なすりつけられ」追いつめられつつあるという構図は、よく分かった。でも、その先にある「主婦パート・ショック」の内容が散漫で、いまいちピンとこなかった。無理に様々な問題を安易なネーミングでまとめなくても良かったと思う。しかしキャリア・ワイフという呼び方に、なんとなくもの悲しさを感じてしまうのは、僕だけだろうか。2010/01/26

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