内容説明
全国で一三七万人が罹患し、二〇二〇年には患者数が三〇〇万人にもなると言われている脳卒中。食事や生活習慣の変化により、最近では若年層にも広がりを見せている。診断・治療法の進歩で、劇的な回復も可能になってはきたが、患者数の増加に伴い、寝たきりなど重い後遺症を抱える患者も増えている。大切な命を失わないために、また後遺症で苦しまないために日頃から何に気をつけ、どんな知識を身につけておくべきか。最新の治療法や予防策・リハビリテーションに至るまで、いざという時に役立つ脳卒中のすべてを網羅して紹介する。
目次
第1章 脳卒中とはどんな病気なのか
第2章 脳卒中の種類
第3章 脳卒中の検査
第4章 脳卒中の最新治療とは
第5章 「脳卒中?」と思ったらどんな病院へ行くべきか?
第6章 脳卒中の予防について
第7章 脳卒中とリハビリテーション
第8章 医療制度の改革とリハビリテーション
著者等紹介
植田敏浩[ウエダトシヒロ]
1960年神戸生まれ。愛媛大学医学部医学科および大学院卒業。同大学附属病院脳神経外科助手、米国アイオワ大学放射線科・脳神経科兼任の客員講師を経て横浜市立脳血管医療センター脳卒中診療部副医長、東京都済生会中央病院脳血管内治療科医長を歴任。聖マリアンナ医科大学東横病院脳卒中センター長・脳卒中科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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