集英社新書
小説家が読むドストエフスキー

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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087203257
  • NDC分類 980.28
  • Cコード C0298

内容説明

十九世紀ロシアを代表する作家ドストエフスキー。二十一世紀の今日なお読者を魅了してやまない作品の現代性の秘密はどこにあるのか…。長編小説の名手、作家加賀乙彦が『死の家の記録』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』の五作品をテキストに、小説の構造、伏線の張り方、人物の造型法などを読み解く。小説に仕掛けられた謎や隠された構造を明らかにするとともに、ドストエフスキーの宗教的な主題に光を当てた画期的な作家論、作品論である。

目次

1 『死の家の記録』(ドストエフスキーの読書の思い出;監獄の囚人の心理 ほか)
2 『再と罰』(ラスコーリニコフとは何者か;殺人を見る神の視野 ほか)
3 『白痴』(『白痴』は傑作である;ムイシュキンの病気 ほか)
4 『悪霊』(バルザックとドストエフスキー;特異な人物群 ほか)
5 『カラマーゾフの兄弟』(『戦争と平和』と『カラマーゾフの兄弟』;カラマーゾフ家の人々の特異性 ほか)

著者等紹介

加賀乙彦[カガオトヒコ]
1929年、東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。東京拘置所医務技官を務めた後、精神医学および犯罪学研究のためフランス留学。帰国後、東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を歴任。2000年には日本芸術院会員に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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