集英社新書<br> 日本映画史100年

集英社新書
日本映画史100年

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  • サイズ 新書判/ページ数 240,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087200256
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0274

内容説明

チャンバラから北野武まで。映画史は名作だけでは語れない。クロサワやオズだけではなく、ゴジラも、裕ちゃんも、アニメもすべて取り込んだ、一世紀にわたる日本映画の物語。

目次

第1章 活動写真―1896~1918
第2章 無声映画の成熟―1917~30
第3章 最初の黄金時代―1927~40
第4章 戦時下の日本映画
第5章 植民地・占領地における映画制作
第6章 アメリカ占領下の日本映画―1945~52
第7章 第二の全盛時代へ―1952~60
第8章 騒々しくも、ゆるやかな下降―1961~70
第9章 衰退と停滞の日々―1971~80
第10章 スタジオシステムの解体―1981~90
第11章 インディーズの全盛へ―1991~2000

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hikarunoir

9
アップデート版が出ている様だが古本で。時代毎の国策が作風を支配し、やがて軛が消えると斜陽産業化する皮肉もあるが、荒廃こそが新しい才能を呼ぶ。2022/09/15

fseigojp

9
1950年台の東映などは2週間ごとに映画の封切があったような記憶が。。。東宝の女優さんのハイカラさは憧れだったなあ 一方日活の吉永小百合は餓鬼のため良さがわからんかった 松竹は大人が行くもんだったような記憶が、寅さんで変わった 大映はやっぱり勝新と市川雷蔵だったなあ2015/07/16

うりぼう

3
日本映画、映画っていいものです。2008/10/10

yanoms

2
数年前から昔の邦画をつまみ始めたので、70年代くらいまでのスタジオシステムと各スタジオの特色についての説明はありがたかった。この本で紹介されている作品をレンタルショップで探しても見つからないことが多いし、DVDリリースされていないものすらある。でもこれまたありがたいことに最近は東映MovieCircusや松竹オンデマンドなどのインターネットサイトで見れる作品も多いので、その辺でこの本で得た知識を活用していきたい。2014/10/17

子音はC 母音はA

2
戦前、戦中の映画史が手厚く、日本の植民地での映画活動の記述にも触れてあって興味深かった。美学的、技術的視点だけに終始しないように多角的な示唆を映画史に与えていた。個人の趣向でただ単に作品を好き嫌いをしてる人には向かない本かもしれない。2014/07/20

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