集英社オレンジ文庫<br> 銀の海 金の大地〈9〉―氷室冴子セレクション

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集英社オレンジ文庫
銀の海 金の大地〈9〉―氷室冴子セレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086806572
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

余命わずかな母・御影に安らかな死を迎えさせようと、真秀は真澄と共に母を連れて、ついに佐保を訪れる。それは次期首長である佐保彦が認めたことではあったが、予言された「滅びの子」が現われたことに、佐保の人々は畏れおののいて……?

そんななか、佐保彦の妹・佐保姫だけは、真秀たち母子にいたわりの心を寄せ、真秀たちが滞在する春日の狩屋を望む地へ、兄に願い幾たびも訪れていた。
瓜二つの容姿を持つ、佐保姫と真秀。
真秀は、佐保彦が己を助けてくれたのは、自分を助けたかったのではなく、妹に似ていたからだろうと、あえて佐保彦を怒らせる激しい言葉を放ってしまう。こみあげてくる思いがなんなのか、真秀自身にもわからないままに。

そんな時、伊久米の大王が、妻問い先の山背・荏名津で中毒(どくあたり)するという事件が起こり、佐保彦は、若首長として難しい決断を迫られることになってしまうのだが……!?

さらには混乱のなか佐保姫が何者かに攫われ、佐保から忽然と姿を消した。
次々と襲う禍事は、佐保を陥れようとする何者かの企みなのか?
佐保の命運は、若首長となる佐保彦に託されて……。

巻末解説:三宅香帆


【目次】

内容説明

余命わずかな母・御影に、安らかな死を迎えさせるため、真秀と真澄は佐保を訪れる。「滅びの子」の出現に、戦慄く佐保の人々。そんな時、大王が大和国中で中毒する事件が起こる。他族との交流を拒んできた佐保だが、否応なく大王を迎え入れることに。さらに佐保姫が何者かに攫われて。佐保を陥れようとする者とは?佐保の命運は若首長となる佐保彦に託されて―。

著者等紹介

氷室冴子[ヒムロサエコ]
’57年北海道岩見沢市生まれ。’77年『さようならアルルカン』で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞、作家デビュー。80年代から90年代にかけコバルト文庫の看板作家として活躍、一時代を築き上げる。2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

19
余命わずかな母・御影に安らかな死を迎えさせようと、真澄と共に母を連れて佐保を訪れる真秀。予言された「滅びの子」が現われたことに佐保の人々が畏れおののく第9弾。真秀たち母子にいたわりの心を寄せ、真秀たちの下へ幾たびも訪れる妹・佐保姫。自分と瓜二つの容姿を持つ佐保姫に真秀が複雑な想いを抱く中で起きた、伊久米の大王が妻問い先の山背・荏名津で中毒する事件。それにより佐保彦は若首長として難しい政治判断を迫られ、佐保姫も何者かに攫われる急展開でしたけど、ままならない葛藤を抱える真秀を諭す真澄の優しさが印象的でしたね。2025/09/16

mikky

6
物語もいよいよクライマックスに差しかかり、これまで他国の人間を一切受け入れなかった佐保が否が応でも受け入れざるを得ない罠がしかけられる。 霊力を持ち、母と兄を守るためひとりで立ち続ける真秀。リアルタイムで読んだとき、彼女と年の変わらない私はその凜とした姿に言い知れないほど惹かれた。でも、30年が経ち、母となって娘を持つ私には、そんなふうにひとりで戦うことを強いられる真秀がただただ痛々しかった。『あたしは誰の前にも跪かないのよ』とさみしそうに笑いながら告げる彼女は、まだたった15歳なのだ。つい涙が溢れた。2025/09/20

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