出版社内容情報
学校園や親子での栽培ならではの作り方のコツ、工夫とともに、育ちかたのおもしさと観察のポイント、さらに品種や栽培、食べ方の歴史や文化誌までをまるごとパック。食卓や野菜つくりが10倍楽しくなる園芸絵本。
豊かな地方品種は江戸時代に端を発していた。畑の準備から始める本格栽培はもちろん、たくあん漬け、切り干し、カテ切りに挑戦して先人の知恵を思う。大黒様の好物・二股ダイコン、二十日ダイコン、カイワレ作りも。
内容説明
ダイコンといえば、なんといってもおでんにふろふき、たくあん、べったら、だいこんおろしや千六本も食卓にはかかせないね。春の七草、大黒様のふたまたダイコン、だいこん役者にだいこん足…古くからしたしまれ日本の食卓をささえてきた野菜、それがダイコンなんだね。
目次
峠をこえると、べつのダイコンがあった!
長い冬やききんでも、ダイコンがあれば!
葉っぱや根っこには、不思議がいっぱい!
大地につきささる白い根っこの霊力
かたちも大きさも色々なダイコンたち(品種紹介)
栽培ごよみ
「大根十耕」、とにかくよく耕そう!
もっと太く!もっと大きく!
すが入らないうちに、収穫だ!
畑がなくても、つくれるダイコン栽培〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
58
図書館本。 旧暦10月10日に大根畑に入ると祟られる。初耳情報です。農業関係の迷信って興味深い。 ミュンヘンにも大根って栽培されていて売っているのか…と思いきやヨーロッパでは主に薬用として栽培されていたのですね。本書では触れられていなかったのですが、地中に育つ作物は悪魔の食べ物とも?どちらにしても日常の食べ物としてはみられなかったのですね。食糧危機を目前に控えているので本書のように大根パーティもいいかも?2025/06/26
佐治駿河
6
良本。このシリーズの平均的な内容の本。本書の中で書かれていることでは、個人的にはカイワレ大根の栽培は一度試してみたいですね。2024/01/29
Hiroki Nishizumi
3
欧州生まれで元は薬として。日本の風土に馴染んで英語でもDAIKONとは。2024/08/03