出版社内容情報
観光には、「ほかの国や地方を訪れ、風景や史跡、風物などを見物すること」という意味があります。また、楽しむことを目的とする「観光旅行」とも同じ意味とされています。みなさんも、家族旅行などで、観光を経験しているのではないでしょうか。
日本では近年、観光がたいへん注目されています。それは、観光がさかんになり、多くの人びとが日本の各地を訪れるようになると、新たな仕事が生まれ、さまざまな施設の整備や開発が進み、地域が元気になると考えられているからです。
観光には、宿泊施設や飲食店のように、つねに観光客と接する仕事もあります。また、観光客と接することはないものの、そうしたところに食材を提供する農林水産業のように、観光をささえる仕事もあります。そのため、観光は、世の中の多くの人びとがかかわる「すそ野の広い産業」といわれています。みなさんのなかにも、将来、観光にかかわる仕事をする人も多いのではないでしょうか。
この本をとおして、観光への関心を深めていきましょう。
シリーズ第3巻の本書では、ニューツーリズムやテーマ別観光など、観光をさかんにするための新たな取り組みについて知ります。
内容説明
日本では近年、観光がたいへん注目されている。それは、世の中の多くの人がかかわる「裾野の広い産業」とされる観光が盛んになれば、新たな仕事が生まれ、関連施設の整備や開発が進み、経済を発展させるため。とくに、人口の減少に伴う消費の減少を補う存在として、年々増加する訪日外国人観光客には、大きな期待が集まる。このシリーズでは、そうした観光の基本的なことから新たな取り組みまで、全4巻で考えていく。
目次
1 ニューツーリズム
2 エコツーリズムって、聞いたことある?
3 グリーンツーリズム
4 スポーツツーリズム
5 健康・医療の観光旅行って、どういうこと?
6 産業観光って、なに?
7 海外ウェディングもニューツーリズム?
8 まだまだあるニューツーリズム
9 修学旅行などでおこなわれるテーマ別観光
10 マラソンとサイクリング
著者等紹介
岩田隆一[イワタリュウイチ]
1949年、愛知県生まれ。南山大学外国語学部英米学科卒業、青山学院大学院国際政治経済研究科修士課程修了。近畿日本ツーリスト株式会社(海外旅行部門)、フィンランド政府観光局、タイ国政府観光庁を経て、産能短期大学講師、筑波学院大学教授。現在、川口短期大学ビジネス実務学科教授、筑波学院大学名誉教授
小林寛則[コバヤシヒロノリ]
1958年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業。大手旅行会社勤務を経て、出版社に転職。児童書のほか、一般書の編集・著作を多く手がける。定年退職とともに、執筆を強化しはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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