目次
1 地輪峠―夢み悩みし(病床で聞いた高麗太鼓の音―「いたつきてゆめみなやみし」;愛された北上台地の神々―「水と濃きなだれの風や」 ほか)
2 火輪峠―たそがれ思量惑く(響き渡る法華経如来寿量品―「たそがれ思量惑くして」;交感する外山の光景―「悍馬(一)」 ほか)
3 水輪峠―「流氷」(問い続けるほんたうの幸福―「氷柱かがやく窓のべに」;記された文語詩の滅諦・道諦―「来賓」 ほか)
4 風輪峠―「風桜」(豊富な知識を駆使した花壇作り―「著者」;支援していた労農党―「ほのあかり秋のあぎとは」 ほか)
5 空輪峠―吹雪かゞやくなかにして(懊悩する魂が求める光―「血のいろにゆがめる月は」;否定する他人真似のインテリ―「車中(一)」 ほか)
著者等紹介
佐々木賢二[ササキケンジ]
京都大学薬学部卒業、徳島大学医学部卒業。横浜市立大学医学部付属病院、横浜南共済病院、横浜船員保険病院に勤務後、横浜市港北区にて内科小児科クリニックを開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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