出版社内容情報
吸血令嬢と串刺し公が結婚!?
大丈夫! ハッピーエンドです
ちょっと間違ったダークロマン・ファンタジー!
夜な夜な人を襲っては生き血を貪る吸血鬼一族と囁かれるバートリ家の令嬢エリザベルには、悩みがあった。それは不穏な噂のせいで縁遠いこと。バートリ家はいたって普通どころか、政治分野で優秀な人材を輩出してきた名門大貴族なのだが、どれだけ否定しても噂を払拭できずにいた。ところがある日、婚姻辞退の手紙が百を超えたエリザベルに、国王の命による縁談話が浮上する。お相手は残虐極まりない"串刺し公"と恐れられるワルキア公で……。
お父様、お母様、泣かないでくださいませ。わたくしは絶対に、幸せになります。
恐怖の結婚は純愛のはじまり?
最悪の結婚から始まるハッピーエンドとは!?
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
11
吸血鬼一族と囁かれるバートリ家の令嬢エリザベル。婚姻辞退の手紙が100を超えたエリザベルに、国王の命による縁談話が浮上するダークロマン・ファンタジー。政治分野で優秀な人材を輩出してきた名門大貴族なのに、不穏な噂で縁遠かった彼女が、残虐極まりない串刺し公と恐れられるワルキア竜公ブラッドに嫁いだことで知る、公国が抱えていた秘密。覚悟を決めて嫁いだはずが意外と居心地も悪くなくて、ブラットたちのために何とかしようとするエリザベルと、そんな彼女の窮地に駆けつけるブラッドの間に育まれていく絆がなかなか良かったですね。2025/06/20
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