集英社オレンジ文庫<br> ようこそ伊勢やなぎみち商店街へ―瓦版とあおさのみそ汁

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集英社オレンジ文庫
ようこそ伊勢やなぎみち商店街へ―瓦版とあおさのみそ汁

  • 秋杜 フユ【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086805841
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

一年前にとある事件で心身を壊し、東京の仕事を辞め、地元の三重県伊勢市にある柳道商店街へ帰ってきた青年・健一。駐車場係員として働きながら徐々に社会復帰を図っていたある日、フリーペーパーの編集長を務める幼馴染・晴人に頼まれ、商店街の人々にまつわるコラムを書くことになる。伊勢出身の小説家で、健一の母親も大ファンである絃來田兼人の作品を読んで実家の寿司屋を継ぐために帰ってきた青年や、モラハラ彼氏と別れられずにいる大学の同級生の妹、絃來田の小説の主人公に憧れて孤軍奮闘するシングルマザー、小料理屋という祖母の夢を叶えるため東京から地元に帰ってきた孫たち……商店街の内外からやってくる様々な人たちとの出会いと交流を通じ、健一は商店街という場所の温かさ、文章というものの持つ影響力を実感していく。人と人との縁がつなぐ、希望と再生の物語。

内容説明

とある事情で東京での仕事を辞め、伊勢・柳道商店街で喫茶店を営む実家に帰ってきた青年・健一。駐車場の係員として働いていたある日、商店街での出来事をコラムにしないかと依頼される。寿司店を訪ねる青年、捨てられた彼女、遅刻する小学生、復活した小料理屋…。商店街で出会う人々と交流を重ね、コラムにするたびに少しずつ心の傷が癒えていって―。一見さんも、久しぶりでも。みんなでおいないさ!

著者等紹介

秋杜フユ[アキトフユ]
三重県出身。『幻領主の鳥籠』で2013年度ノベル大賞受賞。『さまよえる本に結末を ウィルブック・ハンターあるいは甘い憂鬱』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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みかん🍊

82
東京の仕事で心身共に壊して伊勢の商店街の実家へ帰った健一はひきこもり期間を経て近所や幼馴染みの温かい支援により商店街の駐車場でアルバイトをするところまで復活出来た、そこでの4話の温かいエピソード、商店街では親がお店をして働いている為子供たちは商店街の子供として周りの大人達に気遣われながら親戚の子の様に扱われる、近所付き合いもなくなり孤独な子育てを強いられる現代であるが、お互い助け合いながら子供の成長を見守り何があれば助け合うこんな温かな商店街いいな、実在するので久々に行ってみたくなった。2024/10/30

よっち

32
とある事情で心身を壊して、地元の三重県伊勢市の柳道商店街へ帰ってきた青年・健一。商店街の内外からやってくる様々な人たちとの出会いと交流を描く連作短編集。駐車場係員として社会復帰を目指す彼が、板前の夫が半身不随になってしまった寿司屋の老夫婦や、旅行中に男に置き去りにされた女性との意外な繋がり、疲弊するシングルマザーの母娘とのエピソードを、フリーペーパーのコラムにまとめていく構成で、そこから住み込みの三國の過去、健一が身体を壊した事情も掘り下げていく展開でしたが、商店街の温かさがとても心にしみる物語でしたね。2024/10/18

10
ほっこりと見せかけて扱ってるテーマは結構重め。リアル伊勢市を知ってる人は、元ネタを辿るのも面白いかも。いつまでもあると思うなって本当それ。気づいたら地元の本屋さんは全く無くなっており、大型商業施設内にあるのみ。寂しい。2025/02/04

栗山いなり

7
とある事情から地元に帰ってきた青年を主人公に商店街の人々を描いた物語。展開自体は予想できた部分もあったけど商店街の人達の人の良さとそれが織りなす物語に癒される作品だった。シリーズ化もできそうな終わり方だったから続編出るんなら読んでみたい2024/11/23

よっしー

4
結構重いテーマもあるけど、基本ほっこりして話が終わるのでほっとした。健一の前職は読んでいくうちに見当がついてきたから、続きも出てくれたら良いな。ぶっちゃけ、晴人がそこまで「イケメン」に見えないのは自分だけかしら…もちろん友人思いで素敵な人だけどね。表紙絵、あったかい感じで良いんだけど、キャラのイメージが少し合わない気がしてもったいなかった。2025/02/03

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