集英社オレンジ文庫<br> 養生おむすび「&」―初めましての具材は、シャモロックの梅しぐれ煮

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集英社オレンジ文庫
養生おむすび「&」―初めましての具材は、シャモロックの梅しぐれ煮

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086805131
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

できたて、ふっくら、ほかほか
お客の人生に寄り添う“おまもり”みたいな、おむすびをどうぞ。

青森の長閑で美しい景色のなか、キッチンカー「&」は今日もまた店を開ける。
無愛想な店主の柴田は、悩める客一人ひとりのために選んだ具材で、できたてのおむすびをそっと差しだす。
その味は、お客の背中を後押ししてくれるような不思議な優しさに満ちていて――?
市川茉奈もまた、仕事の行き詰まりが元来の小食に拍車をかけるなか、キッチンカー「&」に出会う。
一見ぶっきらぼうな店主に面喰らいながらも、おむすびを握る姿は穏やかそのもの、しかも味はとびきり美味しい。
その丁寧な仕事ぶりに感動すら覚える茉奈に突然、店主は「お前、市川だろ――」と言い放ち!?
既に茉奈のことを知っているようで……?

再会のシャモロック、惜別の銀杏、決意のワカサギフライ……
心を繋ぐキッチンカーを舞台にした、美味しいハートフル・ストーリー!

内容説明

青森の長閑な景色、のんびりとした風。キッチンカー「&」は今日もまた店を開ける。不愛想な店主の柴田が、悩める客一人ひとりのため選んだ具材で握る“ふっくら、ほかほか”のおむすび。再会のシャモロック、惜別のギンナン、決意のワカサギフライ…。その味は、客の背中をそっと後押ししてくれるような不思議な優しさに満ちていて―。心を結ぶ、おむすびや物語。

著者等紹介

〓森美由紀[タカモリミユキ]
青森県出身。『花木荘のひとびと』で2017年度ノベル大賞を受賞。第1回暮らしの小説大賞受賞。第15回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。第44回児童文芸新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

46
キッチンカーでおむすびを売るお店「&」のお話。あまりに少食なため、会食が苦手な茉奈。小学校の時に残したおかずを食べてくれた柴田君と、買いに行ったおむすび屋さんで出会う。あまりな美味しさに驚き、休日に手伝いをすることとなる。どの具のおむすびにするか決めかねている人には、体調を察して身体に良い具を選ぶ。茉奈の職場の元同僚松井さんご夫婦の話には涙。リウマチで手指が曲がっていて恥ずかしいと言う松井夫人に、むくつけき柴田君が「俺は好きな手です。ご自身や周りの人を支えてこられた手ですから」なんて素敵な心根でしょう。2024/05/28

BLANCA

44
少食が悩みの倉庫番・茉奈。仕事が忙しいのもあり、昼休憩も栄養補助食品で済ます。彼女の悩みは会食が出来ない事。子供の頃から少食が故に、会食に良い思い出が無い。ランチや飲み会の誘いも断り、浮いた存在に…。そんな時に出会った、小学校の同級生・柴田のキッチンカー『&』。苦手なレバーが食べられた!😳 成り行きで柴田の手伝いをする事により、食に前向きに…。私も会食は苦手😣 茉奈の気持ちがよく分かる。昼食が17時はよくある事。嫌いな物が多く、定食が苦手なのでおにぎりは安心😌 『&』のおにぎり、食べてみたいです。2023/10/10

よっち

37
青森の長閑で美しい景色の中で営業するキッチンカー「&」の不愛想な店主の柴田。悩める客一人ひとりのために選んだ具材で、できたてのおむすびをそっと差しだす連作短編集。再会した少食で忙しい小学校時代の同級生・市川に寄り添ってくれた美味しいおむすび。魅せられた彼女も手伝うようになって店の様子も変わっていって、お店を訪れてくれる老夫婦だったり、ワカサギ釣りにやってきた先輩とのかけがえの出会いもある一方で、ライバルの妨害もありましたけど、お互いに刺激しあって認め合うようになってゆく二人の関係がなかなか良かったですね。2023/07/20

35
そこそこ面白かったけど、もう少しレシピのヒントがほしかったなぁ2024/04/08

Karl Heintz Schneider

32
青森のとある街にあるキッチンカー「&」(アンド)は、できたておむすびのお店。味はいいと評判だが店主の柴田の愛想が悪くてなかなか固定客がつかない。そんな時、偶然店に来た元同級生の茉奈は、そのおいしさに感動し何とかこの店の味を多くの人に知ってほしいと思うように。そしてついに、この店の接客担当になることを決意。そればかりか、自作のお菓子も作って販売することに。「山の上のランチタイム」を読んで作者の名前が記憶にあったため、手に取ったこの本。前作は全体的に固い文章という印象を受けたが本書はだいぶ柔らかくなっている。2023/11/13

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