出版社内容情報
「増員!? 『特能』にですか!?」
一度見た人の顔を忘れない“特殊能力"を持つ麻生瞬は、その力を武器に配属された『特殊能力係』で見当たり捜査を行っている。
そんな瞬と上司の徳永のふたりきりだった『特能』の活躍が認められ、増員の知らせが舞い込んだ。
やってきたのは、驚異的な映像記憶能力を持つ関西弁男・大原海。
パリピなムードメーカーの大原をチームに迎え、新たな絆を深める特能だが、配属初日から目覚ましい成果を上げる大原に対し瞬は焦りを感じる。
そんな時、捜査中の大原が不穏な動きを見せ始めたのに気づいてしまい……?
内容説明
「増員!?『特能』にですか!?」瞬と上司の徳永の二人きりだった特殊能力係にやってきたのは、驚異的な映像記憶能力を持つ関西弁男・大原海。パリピなムードメーカーの大原をチームに迎え、新たな絆を深める『特能』だったが、活躍する彼に対し瞬は焦りを感じる。そんな時、見当たり捜査中の大原が不穏な動きを見せ始めたのに気づいてしまった瞬は…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
24
特殊能力課に新星現る。新たなカメラアイの持ち主の大活躍にちょっとモヤモヤする瞬君。大原さんも良いキャラだったのでちょっともったいない気がするけど、能力の使い方や生き方について考えさせられるきっかけになったのかな。2021/02/22
み
21
さくさくと♪人員増強したものの、今作で脱落…。ヒトの顔と名前が、覚えられなくなってきたような、そして名前が思い出せないことも(>_<)2021/11/27
にゃうぴょん
13
面白かったです。特殊能力係にパリピっぽい大原が加わってのお話です。ムードメーカーでいい雰囲気になりそうだったのに早々に退場して残念です。2021/06/25
Natsumi
10
TSUTAYA2021/03/06
紅羽
9
シリーズ4作目。二人だけだった特能に新たな戦力が加わる事に…。チャラ系な外見に反し、配属直後から14年間、身を隠していた指名手配犯逮捕に貢献する等の大活躍を果たす。その活躍を前に瞬の中に認めたくない嫉妬心と焦りが芽生え、ちょっといつもと違う展開が新鮮に感じました。これからは3人体制でどうなっていくのかと思いましたが、結末まで読み終えると、ちょっと残念だったような、これで良かったような…そんな気持ちになりました。2021/02/16