出版社内容情報
雪媛が貴妃となって皇宮に入って半年、皇帝となった碧成は体調を崩しがちになっていた。
実は雪媛が、自然な病死を装って碧成を殺すために、毎日微量の毒を碧成に盛り続けているのだが、
雪媛が煎じた薬を飲むと碧成の体調は一時的に上向くので、雪媛の神女としての名声はさらに高まっていた。
雪媛は碧成に憐れみの目を向けながらも、いずれ奪う命を着々と刻んでいた。
碧成はますます雪媛に依存していき、碧成が寝込んでいる間は雪媛が上奏文の処理を任されるようになる。
そんな雪媛の傍らには、常に青嘉が控えていた。
しかし、碧成の娘を産み、後宮の女達を掌握していた寵姫・独芙蓉の影響力はまだ衰えていなかった。
それでも碧成の寵愛は確実に雪媛に傾いており、後宮は動揺し始めていた。
いまだ碧成には息子がいないため、なんとしてでも雪媛より先に皇子を産みたいと願う芙蓉の元には、
雪媛を憎々しく思っている古参の臣下達も集まり、朝廷の大半を味方につけており…?
大好評中華風惡女絵巻、第弐弾!
内容説明
雪媛が貴妃として皇宮に入ってから半年、皇帝・碧成は体調を崩しがちになっていた。実は雪媛が碧成を殺そうと毒を盛っているのだが、碧成は飲むと一時的に体調が上向くことから雪媛が煎じる薬を飲み続け、神女としての名声は高まるばかり。一方、碧成の娘を産み、後宮を掌握していた寵姫・芙蓉の影響力は健在だった。芙蓉のもとには、雪媛を忌々しく思う者達が集まり…?
著者等紹介
白洲梓[シラスアズサ]
宮城県出身。『最後の王妃』で2015年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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