出版社内容情報
一族のために海賊行為に手を染めていたエルドラドはアストゥリアの国王ラモンに捕まる。エルドラドに激しく執着し、甘く淫らな折檻を繰り返すラモン。だが、ラモンの孤独な心を知ったエルドラドは…。
内容説明
大海賊の祖父を持ち、一族のために女の身で海族船を操るエルドラド。だが、獲物を売るために近づいた船に乗っていたのは、海賊嫌いの若きアストゥリア王・ラモンだった。ラモンに囚われたエルドラドは王の私室に監禁され、甘い陵辱を受ける。敵である国王に征服されながらもラモンの孤独な心を知ったエルドラドは次第に彼に心を開くように…。そんなとき起きたラモンの部下の反乱に二人は巻き込まれ!?激動の海洋ラブロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちはや
12
他の方のレビューは比較的良いんだね。でもこの話は上滑り気味じゃね?ってのが正直な感想。なんだろう、軽すぎるし、薄氷というか、かき氷の最初の一削りっぽい。どう表現していいのかわからないんだけど、深い内容はないよね~としか言いようがない。もっと話に深みはもたせられなかったのかな?おいしい設定ではあると思うんだけどね。祖父の口調も軽すぎな感じ。大海賊っぽくは思えないんだわ。2015/08/06
陸抗
9
一人称の文章ならしっくりきそうな冒頭の内容が、三人称だったからかしっくりこなかった。読んでるうちに気にはならなくなったけど。この小説のメインは、おじいちゃんだよね?と言いたくなる位、王様のラモンがぱっとしなかった。裏切り者の彼も、中途半端なイメージしか無かったなぁ。2018/01/17
椛
5
久々に花衣さんの作品(*^-^)素敵な話だった!ヒロインも好感がもてるし、ヒーローも過去を背負いながらも強い意思で前に進もうとしている立派な王で、すごくよかった。二人が結ばれるまでの過程や二人の心情の描写なども丁寧で物語にすごく溶け込めました(≧∇≦)ヒロインの周りの人たち(兄たちや大海賊の祖父などw)も魅力的な人ばかりでした。イラストもかわいかった。2014/06/13
よっしー
3
読み応えあって面白かったけど…今回はおじいちゃんに持って行かれた感が(^^;)おじいちゃんの若い頃の話とか、エルドラドの両親話が読みたいな。挿絵も良かった。2020/05/27
きい
3
【TL】じいちゃんが気になる(笑)じいちゃんの話が読みたいな。2015/02/15